マツダ 新型CX-8 25T実燃費レポート|2.5リッターガソリンターボエンジンの気になる実燃費を計測してみた!(2/6)
- 筆者: 小鮒 康一
- カメラマン:和田 清志・小鮒 康一
マツダ 新型CX-8 25T 実燃費レポート|市街地・街乗り編
■マツダ 新型CX-8 25T 市街地・街乗りでの実燃費:9.5km/L
荒れた路面ではドタバタ感が気になる
純然たるガソリンエンジンを搭載するCX-8だけにストップ&ゴーが続く市街地走行はニガテ分野(燃費的な意味で)。さすがにアイドリングストップ機構はあって無駄な燃料消費は抑えられるようになっているものの、ハイブリッド車のように燃料消費量が多い発進加速時にモーターがアシストしてくれるようなこともない。
ということで、カタログ上のWLTC市街地モード燃費は8.4km/Lとほかのモードに比べて3km/L以上悪い数値となってしまっている。そんな市街地走行での実燃費は52.0kmを走行して9.5km/Lという結果。WLTC市街地モードは上回ったが、ディーゼルターボ車テスト時の13.6km/Lと比べてしまうとやや物足りなさを感じてしまう。
しかし、発進加速時でも当然ながらディーゼルエンジンのようなカラカラ音は皆無で、静粛性という面では圧倒的にガソリンエンジン車の方が上だと感じられた(もちろんディーゼルもかなり静かな部類だが)。ただ、L Packageが履く19インチホイールのせいなのか、どうも荒れた路面でのドタバタ感が気になってしまった。ルックスを考えれば圧倒的に19インチなのだが、乗り心地を考慮してロアグレードに用意される17インチ仕様が選択できるとファミリーカーとしてより嬉しいかもしれない。
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