ホンダ N-VAN 実燃費レポート|仕事からレジャーまで使える”新感覚軽バン”の燃費やいかに!?(5/5)
- 筆者: 小鮒 康一
ホンダ 新型 N-VAN 実燃費レポート|総合実燃費編
ホンダ 新型N-VAN 実燃費レポート|結果まとめ | ||
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積載状態 | 空荷状態 | |
平均 | 18.8km/L | 19.5km/L |
市街地 | 16.4km/L | 16.7km/L |
郊外路 | 19.5km/L | 22.6km/L |
高速道路 | 21.0km/L | 21.0km/L |
今回のN-VAN燃費テストは、街乗り・郊外路・高速道路と合わせて積載状態で163.1kmを走行し、最終的な燃費計の数値は18.8km/L、空荷状態では161.7kmを走行し、燃費計の数値は19.5km/Lという結果となった。
アクティバンと比べれば軽量でエンジンの出力もアップしているとはいえ、ストップ&ゴーが連発する渋滞路やアベレージスピードの高い高速走行ではどうしても力不足を感じてしまい、アクセルの踏み込み量も増えてしまいがちだった。
前にも書いた通り、ベーシックなグレードにもターボエンジンの選択肢があると嬉しいが、車両価格が上がってしまうことを考えるとビジネスユーザーにはなかなか悩ましい問題なのかもしれない。
[TEXT:小鮒康一/PHOTO:小鮒康一・オートックワン編集部]
燃費テストコース概要
試乗ルート「高速道路」
首都高速芝公園出入口から湾岸線を経由し、東京湾アクアラインから最近開通した圏央道の茂原長南インターに向かうというルート(今回はうっかり横浜・大黒を経由してアクアラインへ向かった)。
道路にアップダウンは少なく、流れは区間全体を通しおおよそ80km/h程度。道のりは約80km。
試乗ルート「郊外路」
茂原長南インターを降り、国道409号線を西に進み、交差する国道297号線を北上し、東京湾に近い千葉県市原市内の国道16号線まで向かうルート。
道路にアップダウンは少なく信号があまりない上に走行中の流れも良く、好燃費が期待できる区間と言える。道のりは約30km。
試乗ルート3「市街地・街乗り」
千葉県市原市の国道16号線から国道357号線、途中から片側1車線になる国道14号線、都県境から蔵前橋通りを経由し、オートックワン編集部に戻るルート。スムーズに流れることは少なく、渋滞路が多くを占める区間だ。 平均時速は15~18km/h程度で、イメージとしては混んだ東京都内の道に近い。道のりは約55km。
ホンダ 新型N-VANの主要スペック
ホンダ 新型N-VAN 試乗モデルの主要スペック | |
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グレード | L Honda SENSING[FF] |
JC08モード燃費 | 23.8Km/L |
全長 | 3395mm |
全幅(車幅) | 1475mm |
全高(車高) | 1945mm |
ホイールベース | 2520mm |
乗車定員 | 2(4)人 |
車両重量(車重) | 950kg |
エンジン | 水冷直列3気筒 横置 DOHC |
排気量 | 658cc |
最高出力 | 39kW (53PS)/6800rpm |
最大トルク | 64N・m (6.5Kgf・m)/4800rpm |
駆動方式 | 2WD(FF) |
トランスミッション | CVT(トルクコンバーター付) |
燃料 | レギュラーガソリン |
価格(消費税込) | 134万1360円 |
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