日産 ノート 燃費レポート／永田恵一(2/4)
- 筆者： 永田 恵一
- カメラマン：オートックワン編集部／永田恵一
日産 ノート 燃費レポート【高速道路編】
日産 ノートでユーザーが懸念するとすれば、おそらく3気筒エンジンを搭載している点だろう。
だが実際に試乗してみると、3気筒エンジンのネガはほとんどないと言える。唯一ネガな部分を挙げるとすれば3気筒エンジン特有の音だが、さほど耳障りなものではないし、アイドリング中の振動も4気筒に比べれば少しだけ大きいもののアイドリングストップでエンジンが停止してしまうことを考慮すれば、気にすることはないだろう。
動力性能も、DIG-Sは1.5リッターエンジンに限りなく近く、常用域からアクセル全開までコンパクトカーの水準以上の性能を備えており、スーパーチャージャーで懸念される作動音も気になることはなかった。100km/h時のエンジン回転数も1,800回転と、非常に低く抑えられている。
また、メダリストを選ぶと運転席のアームレストが付くところも、ゆったりと高速道路を流す際にはちょっと嬉しいポイントだ。（コンパクトカーではアームレストを装備しているモデルは希少）
高速道路での燃費は「21.1km/L」、動力性能と車格を考えれば十分に納得できる結果だ。
日産 ノートメダリストの高速道路の実燃費／21.1km/L
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1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る
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