衝撃の結末!?マツダCX-5/トヨタ プリウスα/日産エクストレイル 1000km実燃費バトル!(3/3)
- 筆者:
- カメラマン:次世代ガソリン・ディーゼル車研究会
マツダCX-5/トヨタ プリウスα/日産エクストレイルで1,000km走破、果たして実燃費結果は・・・!?
肝心の結果、実燃費データを発表しよう。
東京~福岡間の約1,000km、正確には山口県ぐらいまでを満タン法で測ったところ、栄えある低燃費第1位は「20.3km/L」の「トヨタ プリウスα」!
続いて2位は、「17.8km/L」の「マツダ CX-5 クリーンディーゼル」!
3位は、「16.9km/L」の「日産エクストレイル(クリーンディーゼルモデル)」で、4位は「13.8km/L」の「日産 エクストレイル(ガソリンモデル)」となった。
ほとんど高速のみの燃費データとはいえ、やはりハイブリッドが有利。日本のエコカーの代名詞、プリウスの実力は伊達ではなかったようだ。
ただし、これにコスト計算を加えると若干順位が変わってくる。
なにしろ、日本において軽油は確実にガソリンより安い。
よってレギュラーガソリン1リッター141.4円、軽油122.2円で計算したところ、走行1kmにかかる金額は1位が6.9円の「マツダ CX-5」で、2位が7.0円の「トヨタ プリウスα」、3位が7.2円の「日産 エクストレイルディーゼル」で、4位が10.2円の「日産 エクストレイルガソリン」になる。
そう、コスト換算すると、上位の順位が入れ替わるのだ。しかも今はガソリン価格が高騰中。この差はおそらく開くだろう。
もちろん本質的なエコロジー度では相変わらずプリウス有利だが、ことエコノミー度で調べると、クリーンディーゼル、それも最新のCX-5クリーンディーゼルが優位なのだ。
コスト面だけじゃなく、抜群の“楽しさ”も併せ持つ「マツダCX-5 クリーンディーゼル」
それと、侮れないのが走り味だ。実は山口県でカルスト台地として有名な秋吉台のワインディングを走ったところ、ハンドリング、加速性能、圧倒的に楽しかったのはCX-5。
とくに顕著なのはトルク特性で、CX-5のクリーンディーゼルがまさにガソリンとディーゼルのいいとこ取りでトルク感、伸びやかさともに十分だったのに、かたやプリウスは最初はモーター中心で途中おもむろに「ブオーン」と効率重視のエンジンが起動し、正直コントローラブルとは言い難い。
ハンドリングのキレも正直、フルスカイアクティブボディ&シャシーのCX-5の敵ではない。
つまり「単なるエコカー」としては相変わらずプリウス系は優れている。が、こと「楽しいエコカー」としてみるとCX-5クリーンディーゼルはかなりのもの。っていうか、恐らくプリウス系を超えたと思うのだ。
今回は超ロングランだったのでこれはこれで特殊なレポートだと思うが、現実に不肖小沢が2日間走って感じた本当の本音。
ぜひ、今後のクルマ選びの参考にしていただきたい。
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