それでいいのか三菱! 世界的人気のパジェロを消滅させた2つの失策とは?

  • 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
  • カメラマン:MOTA編集部
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昨年2019年に惜しまれながら生産終了となってしまったパジェロ。40~50代の方なら覚えているだろうが、今でいうフィットやカローラ並みの勢いで売れていたほどであったが、晩年はというと……。超人気車種であったパジェロがなぜ生産終了に追い込まれてしまったのか? その理由を暴く!
目次[開く][閉じる]
  1. 1980年代、みんなの憧れだった三菱 パジェロ
  2. せっかくのメジャーブランドを追い込んだ2つの失敗とは
  3. パリダカからの撤退がパジェロの命運を決めてしまった

1980年代、みんなの憧れだった三菱 パジェロ

国内外問わず、今のメインストリームはSUVだ。今や超高級車のロールスロイスやベントレー、さらにはアストマーティンといったSUVをこれまで手がけてこなかったメーカーをも参入するほどの賑わいを見せているのはご存知の通り。

オジさま世代なら覚えているだろうが、SUVなんて名前がつく遥か昔の1980年代後半〜90年代初頭にRVブームがあった。当時は今のような乗用車ライクなモデルではなく、三菱 パジェロやトヨタ ランドクルーザー、日産 サファリといった本格クロカンが超人気を博していた時代のコト。

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今見るとデカくて無骨で、漢! というモデルのオンパレードだが、当時はこのようなクルマは所謂ジープのような文字通り本格的なクルマしか存在せず、パジェロのような悪路もこなし、それでいて都会的なデザイン、さらには快適に乗れる4WD車という理由から注目を浴びたのだ。

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さらにスキーやアウトドアブームも追い風となり、パジェロやランクルがいつしかクラウンなどに変わる憧れのクルマへとステップアップした時代である。その後ガソリンの高騰や地球温暖化などにより環境意識が高まったことなどから、時代はエコカーにシフトしていってしまった。彼らにとって生きづらい冬の時代が長らく続いたのだ。もちろん、そうなればパジェロやランクルといったエコとは真逆に位置するクルマたちは苦戦を強いられたというのが最大の理由だ。

せっかくのメジャーブランドを追い込んだ2つの失敗とは

じゃあ何故、ランクルは生き延びたのに、パジェロは生産終了にまで追い込まれてしまったのか?

もちろん環境対応などが遅れた点は挙げられるが、クリーンディーゼルモデルの投入により延命を図ることには成功している。ではそれでもなお、パジェロというビッグネームが途絶えてしまったのだろうか。筆者は大きく分けて2つの失策があると考えている。

まずはモデルチェンジを怠った失策だ。

1982年の初代モデル登場からしばらくは5〜10年間隔でコンスタントにモデルチェンジを重ねていたパジェロ。しかし最終モデルとなる4代目パジェロは、2006年の発売以来大きな変革がなかった。その間にライバルであるランクルは、時代のニーズに応えるべく先進安全装備をつけるなど地道な改良を行ってきた。

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パリダカからの撤退がパジェロの命運を決めてしまった

加えて、かねてより参加していたダカール・ラリーに2009年に業績不振を理由に撤退してしまったコト。簡単にこのラリーの概要を伝えると、フランスのパリからセネガルのダカール間約1万キロを走破する超過酷なレースだ。

パジェロは1985年に優勝を飾ったのを筆頭に勝ち続け、1997年・2000年/01年に総合優勝を果たすなど、世界一過酷と呼ばれるラリーで好成績を納め、結果的にこの快挙がパジェロブランドを牽引してきたのだ。

だが三菱はこのラリーから撤退し、最大のアピールポイントを自らなくしてしまうという大失策をしてしまった。最大のウリであるはずのパリダカから撤退し、モデルチェンジも出来ず、生産終了となってしまったというワケだ。

もちろん販売店の多さではトヨタに叶う自動車メーカーは存在しない。

だが、そのネガを払拭するほどパジェロブランドは凄まじかったのだ。残念ながら、パジェロとランサーエボリューションという三菱を代表するクルマたちが相次いで生産終了となってしまったが、みんなが再び憧れるパジェロを現代風にアレンジしてまた蘇ってほしい。頑張れ三菱!

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

三菱/パジェロ
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新車価格:
345.4万円504.4万円
中古価格:
39万円416.9万円

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筆者MOTA編集部 木村 剛大
監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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