ハンパない実力! WRC制覇の“ランエボ” 三菱 ランサーエボリューションI〜IIIの歴史を写真で振返る【MOTA写真館】
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
“ランエボ”こと三菱 ランサーエボリューションといえば、パジェロと同様に三菱を代表するクルマのひとつ。2016年に生産が中止されたものの、今なお世界中に根強いファンが多く、中古車市場ではとんでもない値段のモノも。今回は、そんな“みんなの憧れ”のランサーエボリューションI〜IIIを写真で振り返る!
ランエボってどんなクルマ!?
ランサーエボリューションといえば、世界ラリー選手権(WRC)のホモロゲーションを取得すべく限定生産されたランサーのスポーツモデルだ。ベースとなるのは三菱 ランサーで、2L直4DOHCインタークーラーターボを搭載。リッターあたり100psオーバーのモンスターマシンである。
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初代は220万円〜とかなり安かった!
1992年にデビューした初代ランエボは、当時ギャランVR-4に搭載していたターボエンジンを搭載し、最高出力250ps/6000rpm、最大トルク31.5kgm/3000rpmを発揮。当初は、2500台の限定販売の予定だったが、あまりの人気に追加生産を繰り返し、7500台を販売した伝説のモデル。
ちなみに価格は220万8000円〜273万8000円と、今考えると驚異的な安さだった。
>>ランエボ伝説の始まり! 驚異のスペックを誇ったエンジンはコチラ
ベースモデルはたった1170kgと軽いボディーに250psを発揮するエンジンを搭載し、当時としては驚異のパワーウエイトレシオ4.8kg/psのモンスターマシンとしてデビュー。ちなみに同時期の日産R32型スカイラインGT-Rをも凌駕したいた。
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ネガを克服して文句なしの走りは自慢の2代目
追加販売もするほど人気だった初代に続いて1994年にデビューしたランサーエボリューションII。230万8000円〜289万8000円と初代から少しアップしたが、大幅な改良が加えられた。
初代で不評だった足まわりを改善し、ボディ剛性の強化や最高出力を10ps向上させるなど、全方位で進化した。
3代目はWRCで初チャンピオンに!
2代目モデルから大幅な変更はないものの、エンジンの冷却性能や空力性能の向上を目的に開発された。エンジンにも手が加えられ、最高出力は270psに到達。WRCで初めて優勝したモデルとあって、今でもファンが多いモデル。ちなみに当時の新車価格は237万8000円〜296万8000円。
>>ランエボといえば“でっかい”ウィングは3代目からだった!
ランエボといえば、開口部のデカイフロントバンパーと大きなリヤウィングというイメージが強いが、採用されたのはエボIIIから。
と今回はランサーエボリューションI〜IIIまでを振り返ったが、いかがだったでしょう? 筆者は、あまりの安さに「あの時買っておけば。」と後悔するばかり…です(笑)。
次回はIV〜VIまでを振り返る! あのイニシャルDでも活躍したVなど、超かっこいいランエボを一挙ご紹介!
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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