三菱 新型デリカD:5登場記念! 歴代デリカを振り返る | “SUVミニバン”を確立させた軌跡に迫る【プレイバック】
- 筆者: オートックワン 編集部
歴代デリカ、各モデルの魅力をクローズアップ
2019年1月11日から本日13日まで千葉県・幕張メッセで開催されている「東京オートサロン2019」。ここでは、三菱自動車のブースにて新型「デリカD:5」が展示されています。
新型デリカD:5は、旧型モデルからフロントのデザインが大きく変化。より迫力あるデザインへと進化したことが大きな特徴です。発売は2018年度内が予定されています。
今回は新型モデルの登場を記念して、歴代のデリカ各モデルをプレイバック!
初代デリカ(1968年デビュー)
デリカの歴史が始まったのは、今から約50年前の1968年7月。登場した当初は現在のようなミニバンタイプではなく、商用トラックとして販売されていました。そのため、「デリカ」という車種名の由来は、実は「デリバリーカー」からきているのです。
商用トラックとして登場したデリカですが、その後9人乗りのワゴンタイプやポップアップ式のルーフを備える「デリカ キャンピングバン」など、数多くのバリエーションが用意されたモデルとなりました。
2代目デリカ スターワゴン(1979年デビュー)
2代目デリカ スターワゴンが登場したのは1979年。“ワゴンの一番星になるように”という願いを込め、車種名も「スターワゴン」に変化しました。
このモデルで最大のトピックは、1982年10月に小型キャブオーバー車として日本初の4WD仕様が追加されたこと。現在の“SUVミニバン”というイメージは、ここから始まっているのです。4WDシステムは初代パジェロ譲りのパートタイム方式と、当時から本格的なものが搭載されていました。
3代目デリカ スターワゴン(1986年デビュー)
1986年には、3代目デリカ スターワゴンが登場。歴代デリカで初のモノコックボディが採用されました。
外装面でも「ソフトキューブスタイル」と呼ばれる新しいデザインが採用され、より洗練された印象です。
4代目デリカ スペースギア(1994年デビュー)
4代目デリカ スペースギアは1994年に登場。再び車種名が変わった背景としては、当時3代目デリカ スターワゴンが併売されていたという事情がありました。4代目は名前に「スペースギア」という名称が入っていることから分かるように、より日常生活やレジャーのための身近なギア(道具)感覚が強いモデルとなっています。
標準ボディとロングボディの2種類が存在したほか、ルーフは標準ルーフとハイルーフの2種類、エンジンは4種類と、バリエーションの幅広さも特徴でした。
5代目デリカD:5(2007年デビュー)
5代目デリカD:5は今から12年前の2007年に登場。「ミニバンの優しさとSUVの力強さの融合」をテーマに開発されました。
4WDシステムはデリカ初の電子制御式となりましたが、デリカらしい高い悪路走破性はもちろんキープされています。また、2.2リッタークリーンディーゼル車が2013年に登場し、人気を博しています。
ビッグマイナーチェンジを受けた新型デリカD:5、2018年度内に販売開始!
その後、三菱は2018年11月に新型デリカD:5を発表。現在予約注文受付中となっています。冒頭に記載したように、発売は2018年度内の予定です。
また、ビッグマイナーチェンジを受けたのはクリーンディーゼル車のみで、ガソリン車は旧型が継続販売されます。
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[筆者:オートックワン編集部]
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