日本版コンシューマレポート-マツダ デミオ ユーザー試乗レビュー-(1/6)
- 筆者: 桃田 健史
コンパクトカー選びの決め手は、燃費だ。
ということで、勃発しました!コンパクトカー燃費戦争。その実態が、以下のグラフだ。
(注)燃費勝負のカギは、いわゆる「カタログ燃費」。これは現在、国土交通省が定める「10・15モード(読み方/じゅう・じゅうご・もーど)」で評価される。これは市街地走行10パターン、郊外走行15パターンを、実車を使い計測器上でテストした結果値だ。
さらに、2011年4月から「10・15モード」に代わり「JC08モード(読み方/じぇー・しー・ぜろ・はち・もーど)」での表記が義務付けされる。この「JC08モード」は実際の走行状態により近い試験方法だと言われている。そのため、一般的に「JC08モード」の方が「10・15モード」より厳しい値(=小さい数値)になることが多い。
ということで、最近の新型車は、「10・15モード」と「JC08モード」をダブル表記。そして2010年末現在のコンパクトカー燃費戦争は「10・15モード」での数値争いが繰り広げられている。
こうした燃費比較のなかで、自動車業界関係者が最も驚いたのが、「デミオ」だ。ハイブリッドなど「奥の手の電動デバイス」なしで、ハイブリッドと同値を叩き出すというのだ。
まあ、2010年末現在の現行「デミオ」は、23.0km/リッター。上記グラフの燃費値は、2011年後半~2012年前半頃に発売が予想されている、次世代エンジン「SKYACTIV G」搭載車だ。
しかし、「マツダの底力は凄い!」というインパクトが、世界に轟いたのも事実だ。
では、そのマツダが市場投入してから約3年が経った第三世代「デミオ」。そして「30km/リッター」の壁を破ると公言した次期「デミオ」。
ユーザーはいま、「デミオ」をどう思っているのか?その実情をジックリと見てみよう。
・車両価格:
(13C)1,195,000円/(13C-V)1,285,000円/(13S)1,365,000円
(15C)1,335,000円/(スポルト)1,621,750円
・発売日:
2007年7月5日
・メーカー月間販売台数:
(11月)2,324台/(10月)1,925台/(9月)6,101台
・ユーザー試乗募集時期:
2010年10月5日~23日
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