レクサス HS250h 新型車解説(1/2)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:島村栄二
レクサス版プリウスがデビュー!!
レクサスからまた新たなハイブリッド車の登場だ。
レクサス版プリウスの異名を持つこのクルマの名前はレクサスHS250h。全長4,700mm×全幅1,785mm×全高1,505mmからなるボディサイズは、プリウスより一回り大きく、レクサスISとほぼ同等といったボリューム感だ。
そもそもこの「HS」とは、地球や人、さらに上質と“調和”するセダンを意味する「Harmonious Sedan(ハーモナイズ セダン)」の頭文字を取ったものだ。
まず特徴はその燃費性能だ。10・15モードで23.0km、JC08モードで19.8kmと、直4の2.4Lエンジン(150ps×19.1kgm)+モーター(143ps×27.5kgm)の組み合わせで、この低燃費性能は驚きだ。
しかも排気量は2.4Lでも、実際のパワーは2.5L車並のパフォーマンス性能を発揮するということで、なんともお得。
しかもプリウスと同じレギュラーガソリン仕様というからさらに嬉しい。
装備面では新型プリウス同様、通常の走行モードに加え、EVドライブモード、エコモード、パワーモードの3つのドライブモードを採用。
さらにG-Linkと連携してドライバーのエコドライブを支援するハーモニアスドライビングナビゲーターも搭載している。
材料面でも、環境に負荷が掛からないエコな素材を用いて作られている。
例えば植物由来のエコプラスチックをラゲージトリムの表皮材に採用したり、リサイクル材からなる防音材や、リサイクルプラスチックの使用量を大幅に増加させているなど、環境面に寄与する取り組みがされている。
また、「平成22年度燃費基準+25%」を達成。さらに「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定も取得済みだ。
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