アウディ新型「Q8」デビュー|アウディ初のクーペSUVはただの派生モデルじゃない!
- 筆者: MOTA編集部
ど迫力フェイスで登場!
2019年7月3日アウディブランドとして初となるクーペSUVモデル「Q8」を東京都・現代美術館にて日本デビューを果たした。販売は9月3日から、価格は992万円~1102万円(税込み)ですべて右ハンドルとなる。
走りもデザインも高次元で両立
BMWのX6やメルセデス・ベンツのGLEなど、世界を席巻しつつあつクーペSUV市場に対してアウディの出した答えがQ8だ。最上級SUVであったQ7をベースにスタイリッシュなクーペボディに仕立てたもので、Q8は往年のスポーツクワトロの特徴であったブリスターフェンダーを参考にするなど、伝統的なアイコンを取り入れることでアウディらしさも追求。さらに重心を可能な限り下げ、さらにはCピラーをスポーティに仕立てるために寝かせるなど、プロポーションと走行性能を高次元で実現させている。
クーペSUVでもアウディらしい走りは健在
新世代のQファミリーに共通する8角形のシングルフレームグリルやサッシュレスドアを採用。ボディサイズは全長×全幅×全高:4995(-75mm)×1995(+25mm)×1705(-30mm)mmとベースモデルのQ7よりもロー&ワイドに仕立てられている。実用性も兼ね備えており、ラゲッジスペースは605リッター(後席シートバックを折りたたんだ際は1775リッター)である。
パワートレインは最高出力340ps、最大トルク500Nmを発生する3リッターV6 DOHC直噴ターボエンジンと8速ATの組み合わせだ。さらに、A8などに導入済みのリチウムイオンバッテリーを用いた48V電源システムとベルト駆動式オルタネータースターターによるマイルドハイブリッドシステムを採用し、低燃費を実現。そのほか低速時は逆位相、高速巡航時は同位相となる後輪を最大5度操舵するAWS(オールホイールステアリング)も搭載するなどフラッグシップにふさわしい装備が満載。
ふたつのモニターと最低限のスイッチ類のみ
インパネはA8やA7シリーズで採用されている、ふたつのタッチディスプレイを使った「MMIタッチレスポンス」や、メーター内にナビや車両情報を映し出す「アウディバーチャルックピット」を採用するなど未来感満載のデザインだ。
22個のセンサーとカメラで常に警戒
先進安全装備も充実しており、最大22個のセンサーとカメラでつねに制御。アダプティブドライブアシストや、渋滞などにも対応するアダプティブクルーズコントロールを搭載。さらに0-250km/hで車線変更のアシストをしてくれるアクティブレーンアシストも装備されている。さらに、発進時などに車両のまわりを360°モニターで確認できる「サラウンドビューカメラ」を搭載。見たい箇所をタッチするれば任意に選択した死角を確認できるのは嬉しいポイントだ。
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