【2024年 種類別】おすすめの最強バーベキューコンロ13選! 調理方法や選ぶ際のポイントも紹介
- 筆者: 木村 正晴
アウトドアレジャーの定番、バーベキュー。キャンプ場や庭などでバーベキューをする際に欠かせないのがバーベキューコンロです。バーベキューコンロは炭火やガスなどの熱源で様々な料理を作れるアイテムで、頻繁に屋外で調理をする機会のある方は持っておいて損はありません。
今回はそんなバーベキューコンロの選び方と、おすすめの商品として卓上タイプを3つ、スタンダードタイプを5つ、フタ付きタイプの5つをご紹介します。
購入前に知っておきたい、バーベキューコンロの種類6タイプ
バーベキューコンロは使い方に合わせて「熱源」と形状の違うタイプが数多くあります。
ここでは6つのタイプをご紹介し、それぞれタイプ別のバーベキューコンロの特徴と使い方について解説します。
卓上タイプ
卓上タイプはテーブルの上などに置いて使用する背の低いバーベキューコンロです。サイズは小さめで、大きなものを焼かず、少人数で食事をするようなスタイルで使用します。
熱源は炭火で、ホームセンターや通販サイトで手に入りやすい一般的なバーベキューコンロです。
スタンダードタイプ
スタンダードタイプは立ちながらの調理や立食に適している足の長いバーベキューコンロです。大人数でもコンロを囲むことができ、収納時はコンパクトになり持ち運びもしやすいので、使い勝手がよいのが特徴です。
熱源は炭火で、ホームセンターや通販サイトで手に入りやすい一般的なバーベキューコンロです。
フタ付きタイプ
フタ付きタイプはその名の通りフタがついていることが特徴で、鍋物や煮込み料理などのより専門的な調理が可能です。立ちながら使用する製品が多く、燻製やオーブン料理にも対応しています。
大型で重量がある製品が主流なので、持ち運んで使うのには不向きです。
熱源は炭火で、大型のアウトドア専門店などで販売している本格的なバーベキューコンロです。
ガスタイプ
ガスタイプはガス缶を利用したバーベキューコンロで、カセットコンロに使用するカセットガス(CB缶)を使うタイプと、アウトドアストーブ用の円形のガス缶(OD缶)を使うタイプの二種類が存在します。
炭火を起こす必要がないので、初心者でも安定した火力で調理することができるのが特徴です。
熱源はガス火で、ホームセンターやアウトドアショップなどで入手できます。
電気タイプ
電気タイプは電力を使って調理するバーベキューコンロです。火を使わないので、火災のリスクがなく、安心して調理することができます。
一方でコンセントのある環境でなければ使用することができないため、屋外では使える場所が限られます。
熱源は電気ヒーターで、調理用品を扱っている店舗で見かけることができます。
使い捨てタイプ
使い捨てタイプは、一回使用して捨てることのできる簡易なバーベキューコンロです。網やコンロを洗浄する必要がないため、気軽に使えるのが特徴です。
一方、長時間の使用には向いていないので、ベランダでのバーベキューなど手軽に使いたい時に便利です。
熱源は炭火(コンロに付属のもの)で燃料を足すことは出来ません。最近は100円ショップなどでも入手可能です。
バーベキューコンロを選ぶ際のポイント3つ
数多くのタイプがあるバーベキューコンロ、それぞれにメリットやデメリットがあり、使う目的によって適しているバーベキューコンロは変わります。
ここではバーベキューコンロを選ぶ時のポイントを解説します。
1. どのような料理を作りたいかを先に決めよう
バーベキューで作る料理には、一般的な焼肉や海鮮焼き、ホイル焼きなどから、専門的な燻製やオーブン焼きまで幅広いです。作る料理に合わせて必要なバーベキューコンロや道具は変わります。
まず、自分がどんな調理をしたいのか考えてからバーベキューコンロを選ぶようにしましょう。
アメリカンバーベキューをしたいなら、フタは必須
アメリカンバーベキューはハンバーガーやステーキ、スペアリブなどの焼き調理から燻製まで普段自宅で作るにはハードルの高い調理もできることが魅力です。じっくりと熱を通すことが必要になるアメリカンバーベキューを楽しみたいのであれば、フタ付きタイプが必須になります。
燻製を楽しむには煙を逃がさないためにフタが必須。厚切りやブロックの肉にじっくり火を通すにはオーブンのように熱を逃がさない工夫が必要です。
フタ付きのバーベキューコンロならアメリカンバーベキューに必要な調理法のほぼ全てに対応します。本来アメリカンバーベキューは庭でホームパーティーを開催する時などにすることが多いので、大型で常設型のものが主流です。
しかし、最近では持ち運べる大きさのフタ付きバーベキューコンロも設定されているので、気になった方は下記で紹介するおすすめ商品をチェックしてみてください。
焼肉をするだけであればフタなしでもOK
バーベキューといえば、焼肉をしたり海鮮を焼いたり焼きそばを作ったりするのを想像する人が多いと思います。そういったバーベキューであれば基本的にフタなしのバーベキューコンロで問題ありません。
フタなしでもアルミホイルや鉄板を使った簡易的な蒸し焼き調理はできます。じっくりと火を通すような高度な調理は難しいですが、スタンダードタイプや卓上タイプのバーベキューコンロを使うことで、数人でコンロを囲んで焼きながら食事を楽しむことができるのも利点です。
スタンダードタイプや卓上タイプのバーベキューコンロは天板面がフラットなので使い捨てのアルミ製鉄板など市販のバーベキューグッズを組み合わせて使いやすいメリットもあります。
2. どこで使う想定のコンロを買うのか考えよう
バーベキューコンロをどこで使用するかはコンロ選びの重要な点になります。持ち運びのサイズや重量、対応人数など同じタイプのバーベキューコンロでもさまざまな種類があります。
そのため、バーベキューコンロを選ぶ際にはどこで使う想定なのかをしっかりと考えましょう。
持ち運んで使うなら設営が楽なものを選ぼう
バーベキューコンロを持ち運んで使う場合には、普段の交通手段にあわせて持ち運びができる大きさと重量のものを選びましょう。その上で組み立ての簡単なものの方が使いやすいです。
熱源によっては火を起こすのに時間がかかる可能性もあるので、設営にかかる時間は短ければ短い方が落ち着いて調理できます。
また、製品によっては小さく折り畳めるタイプのものもあります。荷物を小さく軽くできることはメリットですが、組み立て方を熟知して持っていくようにしましょう。
大人数でバーベキューをする時には1台だけでは足りず、複数のバーベキューコンロを使うこともあります。その際に簡単に組み立てができるバーベキューコンロであれば設営にかかる時間や労力が減り、より楽しくバーベキューをすることができます。
家に常設するなら組み立てや分解が大変でもOK
家の庭などに常設するのであれば、組み立てや分解の労力は気にしなくても問題ありません。
大型の常設タイプのバーベキューコンロなら、庭などで本格的なバーベキューを楽しむことができます。使用頻度が上がり、屋外に常設することを想定しているなら耐久性や頑丈さに注意しなければなりません。
基本的にバーベキューコンロは金属製ですので、野ざらしだとサビが浮いて耐久性が落ちてしまいます。屋外に長く置いておくのであれば、耐熱や防サビ処理の塗装をされたものを選び、使用後完全に消火した上でカバーなどで覆うと長く使うことができます。
常設するバーベキューコンロを選ぶ時は鉄製ではなくステンレス製などのサビにくい素材のものを買うのがおすすめです。鉄は性質上、サビやすく柔らかい金属なので、使う場合はしっかりとしたメンテナンスが必要になります。
3. 火の管理や片付けが行いやすいかどうか確認しよう
バーベキューコンロは火の上で調理する道具なので、火力が落ちた際に燃料を足す必要があります。その際に、一度網をどかすなどの作業が必要になります。
そのためバーベキューコンロを選ぶ際は、炭を足しやすい構造なのかも確認するようにしましょう。
また、炭は燃え尽きると灰になります。灰が底部に溜まるとうちわなどで仰いだ時に灰が舞ってしまい、料理が台なしになることがあります。灰を出しやすい灰受けトレーなどがついているものを選ぶようにすると安全です。
炭火だけでなくガスや電気も選択肢として入れよう
炭火は火力調節が難しく、燃料の追加をする際に熱くなった焼き網をどかすといった、手間とリスクが存在します。そういった手間がかからないのがガスと電気を利用したバーベキューコンロです。
火災の危険も最小限に抑えることもできますし、誰でも簡単にすぐバーベキューを楽しむことができます。
【卓上タイプ】おすすめのバーベキューコンロ3選
卓上タイプのバーベキューコンロの利点は焼肉屋感覚で気軽に楽しめることです。その中でも使いやすく「美味しく焼ける」おすすめのバーベキューコンロを3つご紹介します。
ユニフレーム ユニセラGT-III ロング
- ユニセラGT-III ロング
- ユニフレーム
卓上バーべキューコンロのなかで多くのユーザーから高い評価を受けているユニフレームの「ユニセラGT-III ロング」は、大人数でのバーベキューにも対応したモデルです。
火床に特殊セラミックを採用しているので、蓄熱性に優れ、遠赤外線の熱でじっくりと焼き上げることができます。
本体も2分割して丸洗いすることができるのでメンテナンス性にも優れており、長く愛用できるアイテムです。
ソト(SOTO) デュアルグリル
- デュアルグリル
- ソト(SOTO)
アウトドアで使用する調理用火器の代表的メーカーであるソトの「デュアルグリル」は、円形のシルエットが特徴のバーベキューコンロです。
日本の伝統的な調理器具である七輪を現代的に進化させたような使い勝手の良さで、角型のコンロに比べて円形のため、火の届かない場所が少なく、まんべんなく温められることもメリット。
調理用ではありませんが、フタもついているので安全に自然消火させることもできます。
網の高さ調節も可能なので、火力の調整がしやすいのもメリットです。
コールマン(Coleman) クールステージテーブルトップグリル
- クールステージテーブルトップグリル
- コールマン(Coleman)
老舗アウトドアブランド、コールマンの「クールステージテーブルトップグリル」は、卓上バーベキューに特化した工夫を凝らしたバーベキューコンロです。
3〜4人で使用するのに適したサイズで、テーブルに熱ダメージが及ばないように高さのある足がついています。側面をメッシュにすることで廃熱を促す構造になっているのも、使いやすいポイント。
使い勝手の良い製品を低価格で実現した、おすすめのバーベキューコンロです。
【スタンダードタイプ】おすすめのバーベキューコンロ5選
スタンダードタイプのバーベキューコンロは大人数でのバーベキューパーティーに最適です。
そんな中でも調理に特化したものや大人数で使用しやすいものなどを用途ごとに厳選した、おすすめのバーベキューコンロを5つご紹介します。
コールマン(Coleman) クールスパイダープロ L ファン
- クールスパイダープロ L ファン
- コールマン(Coleman)
老舗アウトドアブランドであるコールマンの「クールスパイダー プロ L ファン」は、大人数で使用しやすいバーベキューコンロです。
細部の丁寧な仕上がりはさすがのひと言。
引き出し式の火床がついているので炭と火力の調整や、灰のかきだしも楽に行うことができます。
何よりも特筆すべきは底部に取り外し可能なファンがついていること。これによって火起こしと火の維持が楽に行えます。
バーベキューをする時の快適さを徹底して追求したおすすめのバーベキューコンロです。
尾上製作所(ONOE) イクシードバーベキューコンロ-75
- イクシードバーベキューコンロ-75
- 尾上製作所(ONOE)
尾上製作所の「イクシードバーベキューコンロ-75」は、大型サイズのバーベキューコンロです。
腐食に強いステンレスを灰受けに採用しているので、耐久性が高く安心して使用できます。
灰受けは引き出し式になっているため、火力調節や灰の処理、メンテナンス性にも優れています。
オプションパーツが豊富で拡張性が高く、本体購入後にご自身の好みに合わせてカスタマイズできるのもおすすめポイントです。
尾上製作所(ONOE) イクシードバーベキューコンロ-75 | |
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メーカー名 | 尾上製作所(ONOE) |
商品名 | イクシードバーベキューコンロ-75 |
サイズ | 70x76.5x40cm |
重量 | 6.5kg |
熱源 | 炭 |
Amazon販売価格(2023年7月24日時点) |
ロゴス(LOGOS) eco-logosave モダンクッキンググリル L・コンプリート
- eco-logosave モダンクッキンググリル L・コンプリート
- ロゴス(LOGOS)
ロゴスの「eco-logosave モダンクッキンググリル L・コンプリート」は、複数の調理方法を一手にまかなえるオールインワンパッケージのバーベキューコンロです。
単純な焼肉だけではなく、串焼きから鍋料理までバーベキューコンロとしては最高クラスの調理性能をもっています。
また、メンテナンスの手間を軽減する「お掃除楽ちんカバー」など付属品も豊富で至れり尽くせりのバーベキューコンロです。
大人数でしっかりと調理をしたい方におすすめです。
ホールアース(Whole Earth) バーベキューコンロ Drawing type
- バーベキューコンロ Drawing type
- ホールアース(Whole Earth)
ホールアースの「バーベキューコンロ Drawing type」は大人数向けの基本的な性能を持ったバーベキューコンロです。
引き出し式の灰受けや、高さが二段階で調節可能な足を装備するなど、バーベキューコンロとしての使い勝手の良さを持ち合わせています。
何よりもリーズナブルな価格で、これからバーベキューをしてみたいという初心者の方にもおすすめできます。
細かな点ですが、市販の網も使用できるように網の横スレ防止機能がついているので、網がボロボロになってしまってもホームセンターなどで買い替えることができます。
ユニフレーム(UNIFLAME) UFタフグリル
- UFタフグリル
- ユニフレーム(UNIFLAME)
ユニフレームの「UFタフグリル」は、無駄のないシンプルなバーベキューコンロです。
ユニフレームの焚き火台やバーベキューコンロにも共通する、火床の逆三角形状は火力調整がしやすく、炎が立ち消えしづらいことに定評があります。
このUFタフグリルでもその形状を踏襲することで、使いやすい構造になっています。
引き出し式の火床は焼き面の広さが特徴で、大人数で楽しむのに適したバーベキューコンロです。
【フタ付きタイプ】おすすめのバーベキューコンロ5選
フタ付きタイプのバーベキューコンロは調理の幅を大きく広げてくれます。
今回はその中でも本格的なバーベキューを楽しめる大型のものと、車で持ち運びが可能なものを中心に5つ厳選しました。
ウェーバー(Weber) オリジナルケトルプレミアム
- オリジナルケトルプレミアム
- ウェーバー(Weber)
アメリカンバーベキューに特化したブランド、ウェーバーの「オリジナルケトルプレミアム」は、ケトル型と言われるタイプのプレミアムモデルです。
取り外しが可能な灰受けと、グリル料理や燻製料理に必須となる温度計を備えているため、これさえあれば幅広いアメリカンバーベキューを楽しめます。
フタと本体には調節可能な空気弁があり、温度調節を煙を逃がさずに行うことができます。
庭に常設してアメリカンバーベキューをはじめてみたい方におすすめです。
ナポレオングリル チャコールケトルグリル
- チャコールケトルグリル
- ナポレオングリル
ナポレオングリルの「チャコールケトルグリル」は、大容量を誇る大型の本格バーベキューコンロです。
本体は磁器製でサビなどに強く、長期間の常設使用を前提に作られています。
圧倒的なサイズ感で調理スぺースが広く、大人数のパーティーでも対応可能な調理能力があります。
グリル全体に均等に熱を通す工夫が各所にあり、本格的な調理をするのに必要な性能をもっています。
アメリカンバーベキューを本気で楽しみたい方におすすめです。
ナポレオングリル チャコールケトルグリル | |
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メーカー名 | ナポレオングリル |
商品名 | チャコールケトルグリル |
サイズ | 73.7x140.1x58.4cm |
重量 | 27.2kg |
熱源 | 炭 |
Amazon販売価格(2023年7月24日時点) |
ウェーバー(Weber) ジャンボジョー
- ジャンボジョー
- ウェーバー(Weber)
ウェーバーの「ジャンボジョー」は、アウトドアフィールドにアメリカンバーベキューを持ち出せる数少ないバーベキューコンロです。
サイズも重量も控え目ながら本格的なアメリカンバーベキューを楽しめるスペックを持っており、温度計もついているので調理性能も見劣りしません。
内側はホーロー加工されていて、防サビと耐久性も確保しています。
また、下部の灰受けに灰が集まる構造になっているので、調理中の面倒なメンテナンスにも優れています。
キャンプ場で注目を集める、本格的な調理を楽しみたい方におすすめできます。
Branch Grill 炭火焼BBQグリル
- 炭火焼BBQグリル
- Branch Grill
Branch Gril(ブランチグリル)の「炭火焼BBQグリル」は、ワゴンタイプの屋外専用常設向けのバーベキューコンロです。
調理時に便利なサイドテーブル、燃料追加用のサイドオープン機構など常設型バーベキューコンロの基本的な性能を有しています。
ハンドルを回して火力調節する構造などは、まさしくアメリカンバーベキューグリルらしい機能で、本格的な調理を楽しむことができます。
常設できる場所があれば、比較的安価で購入できる製品なのでおすすめです。
California Patio(カリフォルニアパティオ) Ro mini Grill セラミック製チャコールBBQグリル
- Ro mini Grill セラミック製チャコールBBQグリル
- California Patio(カリフォルニアパティオ)
California Patio(カリフォルニアパティオ)の「Ro mini Grill」は、セラミックを使用したタイプのバーベキューコンロです。
セラミックの遠赤外線効果によりグリル調理に特化。鶏肉を丸ごと焼いたりローストビーフを作ったりといった、じっくりと火を通す調理法に向いています。
セラミック製なので重量はありますが、サイズ自体は大きくないので車で持ち運びできます。
庭でもアウトドアフィールドでもじっくりと料理を楽しみたい方におすすめです。
まとめ
今回はバーベキューコンロの種類と特徴をご紹介しながら、バーベキューコンロの選び方とおすすめ商品を解説しました。
バーベキューコンロにも商品によって調理方法の向き不向きがあり、調理とスタイルによって適したバーベキューコンロは変わります。
今回ご紹介した選び方をもとにご自身が満足できるバーベキューコンロを手に入れて、ぜひ美味しい料理を楽しんでください。
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