【2024年】バックカメラおすすめ人気10選! バックカメラ義務化に伴う必要性や選び方、取り付け時の注意点も詳しく解説
- 筆者: MOTA編集部
駐車時などクルマを後退させる際に便利なバックカメラ。新型車への装備が義務化されたことから、後付けできる商品への注目も集まっています。
今回は、各社からさまざまなモデルが発売されているバックカメラの必要性や選び方、さらには注意点まで詳しく解説します。
また、MOTA編集部が選ぶおすすめバックカメラもご紹介するので、購入の際の参考にしてください。
バックカメラのメリット
バックカメラは、その名の通りクルマの後方を映し出すカメラです。ドライバーにとって非常に便利な装備で、主に2つのメリットがあります。
まず一つ目は、車の安全性を高めることです。バックをする際に、障害物や人をしっかりと視認できるので、事故を未然に防ぐことができます。
二つ目のメリットは、駐車時のストレスを軽減して利便性を向上させることです。バックカメラの映像で後方のスペースを把握できるので、バック駐車が容易になります。駐車が苦手な方や狭い駐車場をよく利用する方にとくにおすすめです。
ほとんどの車種でバックカメラを後付けできる
バックカメラは、多くの車両に後から取り付けることができます。カーナビやテレビなどのモニターを備えていない車種でも、モニター付きのバックカメラであれば問題ありません。
年式の古い車種でも、クルマを乗り換えることなくバックカメラを装備できます。安全性と利便性を高めるバックカメラの後付けを、ぜひ検討してみてください。
バックカメラの必要性と使用時の注意点
バックカメラの装着には少なからず費用がかかります。実際、バックカメラは費用に見合うほど必要な装備なのでしょうか。
少し前まで、バックカメラが装着されていない車種も数多く販売されていました。しかし、2022年5月以降に販売される新車ではバックカメラが義務化され、重要視される装備の1つになってきています。
義務化されるほど重要な装備
日本では、2022年5月以降に発売される新車のバックカメラが義務化されました。さらに、継続生産されるモデルでも、2024年5月以降に販売される車両にはバックカメラの取り付けが義務付けられています。義務化されるということは、国もバック(後退)時の事故の減少にバックカメラが有効なアイテムと考えているということです。
今回義務化されたバックカメラは「車体の後方0.3メートルから3.5メートルまでの範囲が確認できるもの」という規定が細かく決められています。
なお、現在乗っている車両への取り付け義務はありません。
注意点は実際との距離感の違いや死角
後方の視界を広く確保できるバックカメラですが、いくつか注意点があります。1つは実際との距離感の違いです。標準レンズのものでも、肉眼で見る距離感と微妙なズレがあるので慣れるまでは特に注意しましょう。
もう1つは死角もあるので、バックカメラを過信しないことです。ほとんどの場合で肉眼で見るよりも広い範囲を視認できますが、取り付け位置によって死角も発生します。バックカメラがあろうとなかろうと、目視での安全確認は欠かせません。バックカメラだけを注視するのではなく、必ず目視で周囲の安全を確認するようにしてください。
バックカメラの選び方
バックカメラを選ぶ際には、使用する環境や予算、求めるスペックなどいくつかのポイントで検討することが大切です。要望通りの商品が見つからない場合は、優先順位をつけて選びましょう。
バックカメラの選び方について、ここではレンズタイプ、画素数や夜間の視認性、設置のしやすさ、機能性、取り付け方法という5点に焦点を当てて解説します。
1. レンズタイプで選ぶ
バックカメラのレンズには、距離感が正確に掴める標準レンズと広い範囲を映し出せる広角レンズの2種類があります。
広角レンズは広い視野をカバーするので死角が少なくなる一方、周辺部にいくほど画像が歪むので正確な距離を掴みにくい点がデメリットです。
初心者や運転が苦手な方には、基本的に標準レンズのバックカメラをおすすめします。距離感が掴みやすいので、見えている画像と現実のギャップが少ないためです。目的に合わせて適切なレンズタイプを選びましょう。
2. 画素数や夜間の視認性で選ぶ
バックカメラを選ぶ際に重要なのは画質です。とくに映像のクオリティに大きく影響するのは画素数で、高画素数のカメラを選べばより鮮明な映像で後方を確認できます。
夜間の視認性も重要なポイントです。普段利用する駐車場所が暗い場合や夜間走行の多い方はとくに夜間性能を重視して選びましょう。夜間での使用も考えている場合は、目安として30万画素以上のモデルを選ぶのがおすすめです。
ただし、画素数も夜間の視認性も、価格に直結するポイントです。高画質なバックカメラほど高額になりやすいので、予算と性能のバランスも考えましょう。
3. 設置のしやすさで選ぶ
後付けのバックカメラを購入する際は、設置のしやすさも重要な検討ポイントです。とくにDIYでの設置を検討している場合は、自分のスキルで取り付けられるかという点をしっかりと事前に検討しましょう。
取り付けをディーラーや販売店などのプロに依頼する場合でも、設置の難しいモデルを選ぶと、取り付け費用が高額になる場合や配線が見えるところに出ているなど車内の美観を損なう可能性もあります。購入前に必ず設置を依頼する業者に相談しましょう。
4. 機能性から選ぶ
バックカメラは、単に後方の画像を確認できるものだけでなく、ドライブレコーダー機能をもったものもあります。また、画角やモニター表示の調整機能も機種によって異なるので、商品を選ぶ際には機能性も重要なポイントです。
5. 取り付け方法から選ぶ
モニタータイプによって取り付け方法が異なる
バックカメラの映像をどのモニターで見るかによって取り付け方法や選ぶべき機種が異なります。現在使用しているカーナビやテレビ画面を使用する場合は、対応製品を選べばモニターの取り付け作業は不要です。
バックカメラ専用のモニターを使用する際は、モニターの設置場所などを事前に確認しておきましょう。また、ミラー一体型のバックカメラなら、ルームミラーがモニター代わりになるので、モニター設置場所の確保は不要です。
ワイヤレス(無線)モデルなら取り付けが簡単
バックカメラのなかには、カメラとモニター間の配線を必要としないワイヤレス方式のモデルもあります。
バックカメラの取り付けで問題となるのが、モニターを設置する運転席からリアまでの配線です。天井やサイド部分の内装を外して取り付けるのは案外大変な作業です。ワイヤレスモデルなら、面倒な配線処理が不要なので簡単に取り付けできます。
ただし、電波で信号を飛ばすので周囲の状況によっては受信が乱れる場合がある点には注意しましょう。
また、カメラとモニター間の配線は不要ですが、電源の配線などは必要なので、購入を検討しているモデルのマニュアルなどを事前に確認することをおすすめします。
特徴別バックカメラおすすめ10選|有線8種、無線2種
バックカメラは、レンズタイプや画質、機能性などさまざまな観点から自分に合った商品を選ぶことが大切です。そこで、数あるバックカメラのなかから有線8商品、無線2商品で特徴別におすすめ10機種を一挙紹介します。バックカメラ選びの参考にしてください。
その1:シンプルな構成で安価に入手できるAUTO-VOX リアカメラ Cam 6|有線タイプ
- リアカメラ Cam 6
- AUTO-VOX
AUTO-VOX リアカメラ Cam 6は、カメラのみというシンプルな商品構成のため安価でバックカメラを取り付け可能です。穴を開けることなく、ナンバープレートに簡単に取り付けられます。
ただし、表示用のモニターは付属しないため、映像入力機能のあるカーナビやテレビが別途必要です。
その2:安価なのに画素数が高くて映像がきれいなAURVOLAX バックカメラ|有線タイプ
- バックカメラ
- AURVOLAX
AURVOLAX バックカメラは、100万画素という高い画素数を備えているうえ、カメラのみというシンプルな商品構成で安価なバックカメラです。
小型で角度調整も自由なので、取り付け場所を選びません。ただし、落下しないように固定するにはネジ留めが必要です。
その3:シガーソケット接続で取り付けが簡単なJansite 4.3インチLCDモニター バックカメラセット|有線タイプ
- 4.3インチLCDモニター バックカメラセット
- Jansite
Jansite 4.3インチLCDモニター バックカメラセットは、電源をシガーソケットから取るため取り付けが簡単なバックカメラです。暗視機能や防水機能などバックカメラとして必要な性能が備わっています。
また、4.3インチのモニターもセットとなるので、カーナビが取り付けられていないクルマでも使用が可能です。ただし、画素数が不明なのとシガーソケットから電源を取るため、ケーブルを隠しにくい点は注意しましょう。
その4:ワイヤレス接続で面倒な配線が不要なAUTO-VOX デジタルワイヤレスバックモニター W7PRO|無線タイプ
- デジタルワイヤレスバックモニター W7PRO
- AUTO-VOX
AUTO-VOX デジタルワイヤレスバックモニター W7PROは、カメラとモニターがワイヤレス接続なので面倒な車内配線の必要がないバックカメラです。モニターの電源はシガーソケットから取る方式を採用しているので、簡単に取り付けられます。また、別売のカメラを追加することで、2台まで接続することができます。
ただし、カメラ側の電源はバックランプから取る必要があるので、多少の加工作業が必要です。
その5:高品質で信頼性の高いKENWOOD(ケンウッド) リアカメラ CMOS-230|有線タイプ
- リアカメラ CMOS-230
- KENWOOD(ケンウッド)
KENWOOD(ケンウッド) リアカメラ CMOS-230は、カーナビなども製造する信頼性の高いKENWOODの高品質バックカメラです。バックカメラとしては珍しく白色もラインナップされているので、好みに合わせて選ぶことも可能です。
さらに、KENWOOD製の対応カーナビであれば専用ケーブルでの取り付けができるほか、標準のRCA端子でも接続できるので他社製のモニターにも接続できます。ただし、モニターは付属していない商品でありながら、販売価格が比較的高額な点がデメリットです。
その6:コスパの高いミラー型! Yakry ミラー型バックカメラ Y-05|無線タイプ
- ミラー型バックカメラ Y-05
- Yakry
Yakry ミラー型バックカメラ Y-05は、設置場所を取らないミラー型モニターを備えたバックカメラです。ミラー型のモニターは比較的高額になりがちなですが、画質も1080pという高画質でありながら販売価格が安くコストパフォーマンスにも優れています。
ただし、無線タイプなので電波状況によっては映像をしっかり映像を受信できない場面がある点には注意しましょう。
その7:ミラー型でドライブレコーダーまで備えたJansite ミラー型ドライブレコーダー|有線タイプ
- ミラー型ドライブレコーダー
- Jansite
Jansite ミラー型ドライブレコーダーは、ミラー型モニターと前後にカメラを持つドライブレコーダーを備えています。リアカメラの性能も高く、1080pという高解像度撮影に加え、SONY製の6ガラスSTARVISレンズを備えており、夜間も明瞭な視界を確保できます。
しかし、配線についてはすべて有線で取り回す必要があるので、慣れていない人は面倒に感じるかもしれません。
その8:高解像度撮影による鮮明な画像と機能性が魅力のJOMISE ミラー型ドライブレコーダー|有線タイプ
- ミラー型ドライブレコーダー
- JOMISE
JOMISE ミラー型ドライブレコーダーは、高解像度撮影が可能なドライブレコーダーです。バックカメラとしては1080p撮影、フロントカメラは4Kの高精細画像で記録されます。
ミラー型なのでモニターの設置場所が必要なく、防水機能も備えた小型カメラも好きな場所に設置できます。さらに、撮影場所を記録するためのGPS機能や速度違反警告など高い機能性も大きな魅力です。
ただし、単なるバックカメラとしての使用を考えている場合は価格がやや高額な点に注意しましょう。
その9:コンパクトで取り付けても外観に影響を与えにくいCAR ROVER バックカメラ CA007MR|有線タイプ
- バックカメラ CA007MR
- CAR ROVER
CAR ROVER バックカメラ CA007MRは、ナンバープレートのボルト位置に固定できるほどコンパクトで取り付けやすいバックカメラです。また、本体色が黒色、白色、黄色の3色から選べるのでボディカラーに合わせることができます。
ただし、モニターは付属しないので別途アナログ入力が可能なモニターの用意をしましょう。
その10:コスパ最強なのに保証期間が3年もあるLeeKooLuu ミラー型バックモニター LK1|有線タイプ
- ミラー型バックモニター LK1
- LeeKooLuu
LeeKooLuu ミラー型バックモニター LK1はミラー型のバックカメラで、カメラ本体にLED照明まで備えています。
1080pの高精細画像でナイトビジョンまで搭載しているにもかかわらず、リーズナブルな価格で販売されている上、3年保証までついているコスパの高い商品です。
ただし、海外製品のためか、カメラを取り付けるネジ穴の幅がナンバープレートの取り付け幅と違うという口コミがあり、取り付けにはややコツがいるようです。
バックカメラの取り付け方法
バックカメラの取り付け方法については商品によって異なりますが、一般的な有線のバックカメラの取り付け方法をご紹介します。
1)工具などを揃える
まずは必要な工具を揃えます。
・バックカメラ本体
・カーナビ・モニター
・内張り剥がし
・ペンチ
・両面テープ
・ドライバー・レンチなど
2)バックドアの内張りを剥がす
バックカメラの配線を通すため、バックドア周りに樹脂などのステップ(内張り)にあるクリップを剥がしていきます。内張り剥がしがあると楽に外せるでしょう。
3)配線を車内に通す
内張りを剥がすと配線を通せる穴が確認できます。
このとき、バックカメラを取り付ける位置を決めて仮止めしておくと配線位置を確認できるので安心です。
バックカメラの場所を決めたら外側からバックカメラの配線を車内に通します。
4)バックカメラの電源を確保
バックカメラの電源は、ギアをリバースに入れた時だけ電流が流れるようにします。そのため、リバース時に点灯するバックライトの配線から電源を取ります。
バックライトを取り外し、配線は内張りの内側に通すときれいにまとめることができます。
5)バックカメラとバックライトの配線をつなぐ
車内側から配線を取り込み、+(プラス)側の配線をつなぎ、電源を取ります。このとき、配線を2分配するエレクトロタップを使うと簡単につなぎ合わせることができます。
次にー(マイナス)側の配線です。こちらはアース接続と呼ばれるもので、マイナス配線を金属部(アース部)につなげます。
アース中央のボルトを軽く緩めて、隙間にマイナス側の配線を挟み、ボルトをもとに戻します。ケーブルを少し強めに引っ張っても抜けなければ問題ありません。
これでバックカメラの電源は取れました。バックカメラの配線をつないだら一度動作確認をするようにしましょう。問題なければバックライトと内張りをもとに戻します。
6)バックカメラの配線をカーナビにつなげる
ここではカーナビがある前提でカーナビをモニターとして活用する取り付け方法をご紹介します。
バックカメラの配線を助手席側に回していきます。配線を隠したい場合は左後席のステップなども内張り剥がしで外して配線を隙間に入れていきます。外すのが面倒であれば、邪魔にならない程度まで手で配線を押し込むことも可能な車種もあります。
助手席まで配線を回したら、カーナビを外し、バックカメラの配線を接続します。
カーナビ側のバックカメラ入力信号は黄色線なので、黄色線につなぎます。カーナビは忘れずもとの位置に戻しましょう。
7)動作を確認する
バックカメラを取り付けが終わったら動作確認をします。手動でバックカメラの角度を微調整します。問題なくモニターが映っていれば終了です。
バックカメラを取り付ける際の注意点
バックカメラは、DIYでの取り付けも考慮して設計されています。カーオーディオの取り付けなど、多少の作業経験があれば比較的簡単に取り付けられます。
あまり作業に慣れていない方であれば、専門業者に取り付けを依頼することをおすすめします。ただし、取り付けを自分で行わない場合も、モニターの設置場所や配線の取り回しなど自分のクルマへの適合を事前に確認しておきましょう。
まとめ
バックカメラは、安全上の理由から義務化されるほど重要度の高い装備です。また、バック駐車時などに後方の視界を十分に確保できる点は、運転のストレス軽減にもつながります。
新型車は義務化されていますが、少し前のクルマだとグレードによってはバックカメラが装備されていない車種もたくさんあります。「一度慣れたら手放せない」という人もいるほど便利なバックカメラの導入をぜひ検討してみてください。
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