【2025年】ポータブル電源のおすすめ人気12選! 後悔しないためのポイントも紹介【PR】
- 筆者: ワタナベ サヤカ
キャンプや車中泊で大活躍するポータブル電源。昨今では災害時の備えとしても注目されていますが、種類も豊富なのでどれを選べば良いかわかりませんよね。そこで今回はポータブル電源の選び方からおすすめの商品、メリットや注意点などを紹介します。
実際に使用されている方のアンケートも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
ポータブル電源はこんな人におすすめ!
ポータブル電源は、現代の多様なライフスタイルにおいて、あらゆるニーズに応える万能なアイテムです。災害時の備えからアウトドア活動、リモートワークまで、あなたの生活をより安心で快適なものに変えてくれるでしょう。
非常時に備えたい人
自然災害による停電は、情報収集や連絡手段を遮断し、日常生活に大きな混乱をもたらします。
ポータブル電源があれば、スマートフォンやラジオの充電はもちろん、照明や冷蔵庫などの家電製品も使用可能です。
災害時や予期せぬ停電でも、ポータブル電源があれば安心して過ごせるでしょう。
屋外で電気製品を使いたい人
キャンプなどのアウトドア活動では、電源の確保が課題となります。
ポータブル電源があれば、照明や調理器具、スマートフォンの充電など、様々な電気製品を使用でき、アウトドア体験をより快適で充実したものにします。
屋外で活動する人にとって、ポータブル電源は欠かせないアイテムです。
ポータブル電源の選び方
まずは、ポータブル電源を買うならおさえておきたい5つの選び方について説明します。
・電池容量
・定格出力と周波数
・出力波形
・出力ポートの数と種類
・プラスαの便利機能
1:電池容量
ポータブル電源を選ぶ際に、電池容量は非常に重要です。ポータブル電源が蓄えられる電力の量を表し、Wh(ワット時)という単位で示されます。
使用する環境や製品によって判断すると良いでしょう。
電池容量の目安
容量の30%は放電することを考慮し、迷った場合はより大きい容量のものを選ぶのがおすすめです。
2:定格出力と周波数
家電製品を安定して使用するためには、定格出力や周波数を確認することが重要です。
定格出力は、ポータブル電源が継続して供給できる電力のことで、W(ワット)で表されます。使用したい家電製品の消費電力を確認し、それを満たす定格出力を持つポータブル電源を選ぶ必要があります。
また、周波数は地域によって異なり、東日本では50Hz、西日本では60Hzが一般的です。使用する家電製品がどちらの周波数に対応しているか、またはポータブル電源が周波数を切り替えられるかを確認することが大切です。
3:出力波形
出力波形も重要な要素です。出力波形には「正弦波(純正弦波)」と「矩形波」があり、家電製品の多くは正弦波を前提として設計されています。
矩形波は安価ですが、使用できる家電製品が限られ、精密機器に使用すると故障の原因になることがあります。
そのため、様々な家電製品を使用する予定がある場合は、正弦波を出力するポータブル電源を選ぶのがおすすめです。
4:出力ポートの数と種類
出力ポートの数と種類も確認しておきましょう。出力ポートが多いほど、複数の機器を同時に充電、使用することができ、利便性が高まります。
USBポート、ACコンセント、シガーソケットなど、必要な種類の出力ポートが備わっているかを確認することが大切です。
5:プラスαの便利機能
最後に、プラスαの便利機能も考慮すると良いでしょう。
例えば、ソーラーパネルによる充電機能があれば、電源がない場所でも充電できるため、災害時などに役立ちます。
LEDライトが搭載されているモデルは、照明として使用できるため、キャンプや停電時に便利です。これらの付加機能は、使用シーンに合わせて選ぶことで、ポータブル電源の利便性をさらに高めることができます。
おすすめのポータブル電源 一覧
この記事でご紹介するおすすめポータブル電源を一覧でまとめました。
次の項目からは定格容量ごとにそれぞれのアイテムについてご紹介します。
[240〜320Wh]コンパクトなおすすめ人気ポータブル電源4選
ここでは、日帰りアウトドアに最適な、重量5kg以下の持ち運びやすいコンパクトなポータブル電源(240~320Wh)を4つご紹介します。
Jackery ポータブル電源 240(定格容量:240Wh)
- ポータブル電源 240
- Jackery
Jackery ポータブル電源 240は、2019年の発売以来、世界中で支持されているロングセラー商品です。
軽量かつコンパクトで、重量はわずか3.1kgと持ち運びが容易でありながら、240Whの高容量を誇り、アウトドアや災害時の心強いアイテムとなります。
スマートフォン(18W)を約14回充電することができ、ノートPCなら約3回、テレビは約4時間の視聴、扇風機は約9時間使用することができます。
購入後は、2年の基本保証に加えて、製品の保証登録が不要な1年の延長保証を提供するなど、保証面にも力を入れています。合計で3年間の長期保証をしてくれるので、いつでも安心して利用できます。
定格容量 | 240Wh |
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定格出力 | 200W |
出力波形 | 純正弦波 |
商品重量 | 3.08kg |
ALLPOWERS ポータブルバッテリー(定格容量:288Wh)


出力波形が正弦波で、ほぼどの家電でも使用できるALLPOWERS ポータブルバッテリー。
スマホのワイヤレス充電機能も搭載しており、ポータブル電源を買うのが初めてで購入を迷っている人にとっては、幅広く使用できるので良いかもしれません。
しかし、容量が300Whと大容量ではないので、ある程度使用してみると物足りなくなる可能性もあります。
安価なのではじめて買う1台目として、ぜひお試し感覚で購入してみてください。
ALLPOWERSのポータブル電源の詳細を見る(公式サイト)
定格容量 | 288Wh |
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定格出力 | 300W |
出力波形 | 純正弦波 |
商品重量 | 3.5kg |
SmartTap パワーアーク mini2(定格容量:300Wh)
- パワーアーク mini2
- SmartTap
容量300Whでコンパクトなポータブル電源にもかかわらず、デジカメ約70回、ノートパソコンは約12回のフル充電ができるという実力派のSmartTap パワーアーク mini2。
性能の割に価格が抑えられているので、品質に不安を感じるかもしれませんが、口コミ評価も高くそのような心配はいりません。
電気を供給しながら充電ができるので、ポータブル電源を充電中に使えないのが不便だと感じる人にはかなりおすすめです!
定格容量 | 300Wh |
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定格出力 | 300W |
出力波形 | 純正弦波 |
商品重量 | 4.7kg |
Anker 522 Portable Power Station(定格容量:320Wh)
Ankerは「寿命」を重視した最高品質のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、業界標準よりも約6倍の長寿命を誇ります。
ポータブル電源の各要素を最適化するAnker独自の「InfiniPower設計」を採用したことで、電池だけでなく、内部電子部品の発熱抑制や耐衝撃性能の高い製品フレーム、そして発熱を監視・管理するシステムなど最適化しました。
耐久性にも優れており、強化パネルやバッテリーパック構造の強化に加え、高さ50cmからコンクリート床への落下テストにも耐えるほどの丈夫さを兼ね備えています。
先代モデル(521)と同じ小型サイズながら約30%多い320Whの容量を搭載。より長時間にわたり家電を利用できます。またUSB-Cポートを2つに増やすことで利便性も改善。ノートPCから家電まで幅広い機器に同時給電・充電できます。
定格容量 | 320Wh |
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定格出力 | 300W |
出力波形 | 純正弦波 |
商品重量 | 3.9kg |
[600〜800Wh]中容量のおすすめ人気のポータブル電源4選
600~800Whの中容量ポータブル電源は、普段使いからアウトドアまで幅広く活用できる汎用性が魅力です。
重量も5~8kg程度と持ち運びやすく、容量、価格、重量のバランスが取れたモデルの中から4つご紹介します。
JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB62-C(定格容量:626Wh)
- ポータブル電源 BN-RB62-C
- JVCケンウッド
オーディオメーカー「JVCケンウッド」が製造していて、音響機器の製造で培った高い品質が魅力のJVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB62-C。
瞬間最大出力1000Wのハイパワーで、電気ケトルを使用しながらPCの充電をしても問題の無い容量を持ちながら、比較的お手頃価格となっています。
しかし6.5kgあるので、たくさん荷物を持ち運びたい人や、気軽に持ち出したい人にとっては不向きかもしれません。
色合いもナチュラルなので、デザイン性の高いポータブル電源をお探しの方にはJVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB6がおすすめです。
定格容量 | 626Wh |
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定格出力 | 500W |
出力波形 | 純正弦波 |
商品重量 | 6.4kg |
山善 ポータブル電源(定格容量:626Wh)
- ポータブル電源
- 山善
インテリアや電化製品などを手がける株式会社山善のポータブル電源です。
ポータブル電源の充電中に、ほかの電化製品への給電も同時に行えるパススルー充電機能を備えているなど、日常使いで優れた機能を有しています。
安全性への配慮にも力を入れており、本体の温度上昇時には冷却ファンが作動し、過負荷警告や温度警告が出力停止や製品の動作停止を行います。
また、260×170×200mmのコンパクトサイズでありながら、わずか5.5kgの軽量設計に174,000mAh / 626.4Whの大容量を誇ります。
AC出力は100Vで出力周波数は60Hz、通常パワーは600W(最大900W)。USB出力は5V / 2.4A×3口やUSB QC出力は5V/3A , 9V/2A , 12V/1.5A×1口、Type-C出力は60W(20V/3A , 15V/3A , 12V/3A , 9V/3A , 5V/3A)と多彩な出力に対応しています。
また、DC/カーソケット出力は12V~16.8V / 10A×3口を備えています。LEDは弱、強、点滅(SOS)の3段階切替が可能です。
コンパクトでありながらも多彩な機能と大容量を備えているので、さまざまな状況で頼りになるポータブル電源です。
定格容量 | 626Wh |
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定格出力 | 600W |
出力波形 | 純正弦波 |
商品重量 | 5.5kg |
Jackery ポータブル電源708(定格容量:708Wh)
- ポータブル電源708
- Jackery
バッテリーマネージメントシステムによって、電圧や温度を管理して過充電や過放電を予防する、Jackery ポータブル電源708。大容量タイプながら、持ち運びしやすいよう取っ手がつけられています。
総重量は4.1kgで、女性が持てない重さではありません。4つの充電方法があったり、純正弦波 MPPT制御方式採用であったりと機能性は高いのですが、価格はやや割高に感じる人もいるでしょう。
利便性や機能性が高いポータブル電源をお探しの方には、ジャクリ(Jackery) ポータブル電源400がおすすめです。
定格容量 | 708Wh |
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定格出力 | 500W |
出力波形 | 純正弦波 |
商品重量 | 6.8kg |
EcoFlow RIVER 2 Pro(定格容量:768Wh)
- RIVER 2 Pro
- EcoFlow
「EcoFlow RIVER 2 Pro」は、業界トップクラスの高速充電を誇るポータブル電源です。
『X-Stream』と呼ばれる独自の充電テクノロジーにより、わずか70分で満充電が可能。急な電源需要にも対応し、ACコンセントやソーラー充電による短時間でフル充電を可能にしました。
さらに、安全性と長寿命を兼ね備えたリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用したことで、充放電サイクルは業界平均の約6倍、約3,000回のサイクルを持ちます。
また、ACx4、USB-Ax3、USB-Cx1、DC5521ポートx2、シガーソケットx1と計11個の出力ポートを搭載。さまざまなデバイスの充電をサポートします。
最長5年保証が付いている点もおすすめのポイントです。国内のサポートセンターが、万が一の不具合にも迅速に対応してくれます。
定格容量 | 768Wh |
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定格出力 | 800W |
出力波形 | 純正弦波 |
商品重量 | 7.8kg |
[1000Wh以上]大容量のおすすめ人気ポータブル電源4選
ここでは1000Wh以上の大容量なポータブル電源を4つご紹介します。
Jackery ポータブル電源1000(定格容量:1002Wh)
- ポータブル電源1000
- Jackery
消費電力の大きい電化製品を使用したいシーンで役立つのが、このJackery ポータブル電源1000(1002Wh)。
容量1002Wh、AC出力時の瞬間最大出力は2000Wとハイパワーのポータブル電源なので、2台以上の家電を同時に使用したい人にとっては便利でしょう。
価格はハイパワーモデルでは妥当な金額ですが、低価格のモデルを探している人にとっては割高と感じられるかもしれません。
車中泊やキャンプをよく楽しむ人や、災害時の備えを万全にしたいという人には、Jackery ポータブル電源1000を強くおすすめします。
定格容量 | 1002Wh |
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定格出力 | 1000W |
出力波形 | 純正弦波 |
商品重量 | 10.6kg |
Anker 555 Portable Power Station(定格容量:1024Wh)
1000Whを超える大容量クラスでありながら、シングルグリップ設計で片手でも持てる仕様になっていますAnker 555 Portable Power Station。車中泊やキャンプでの利用に適したポータブル電源です。
一般的なポータブル電源に比べて約6倍も長寿命な「リン酸鉄リチウムイオン電池」を搭載し、1024Whと大容量で給電ポートも合計12個と多彩な1台です。
定格容量 | 1024Wh |
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定格出力 | 1364W |
出力波形 | 純正弦波 |
商品重量 | 13.1kg |
EcoFlow ポータブル電源 DELTA 2(定格容量:1024Wh)
- ポータブル電源 DELTA 2
- EcoFlow
AC定格出力1500Wのハイパワーがポイントで大型の家電が使用できる、エコフロー ポータブル電源 DELTA 2。
DELTA 2は、バッテリー容量1024Whのパワフルなポータブル電源です。AC6口を含む合計15ポートが備わっており、1,900Wの高出力に対応。
同時に複数の電化製品に電力を供給することも可能なので、アウトドアはもちろんのこと、いざという時のバックアップ電源や日常でのご利用にも最適です。
また、一般的な家電製品の90%以上を動かすことが可能。これだけの容量と出力があれば、どんなシーンでも電化製品を稼働させ続けることができ、電対策も可能です。
定格容量 | 1024WhWh |
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定格出力 | 1500W |
出力波形 | 純正弦波 |
商品重量 | 12kg |
Anker 757 Portable Power Station(定格容量:1229Wh)
「Anker 757 Portable Power Station」は、長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池が特徴のポータブル電源です。
なかでも最大の特徴は、充放電サイクル3,000回後も初期容量の80%以上を維持し、通常のポータブル電源よりも約6倍も長持ちすることです。他メーカーのポータブル電源と比べても長寿命なので長期間利用できます。
また、耐久性を重視した製品デザインも魅力のひとつで、アルミニウム合金のフレーム構造は自動車で使われる強度と耐久性を持ち、シックで落ち着いたデザインに仕上がっています。
液晶ディスプレイも視認性が高く、入出力値や残存充電時間などの情報を見やすく表示し、暗い場所でも利用しやすい仕様です。
充給電ポートは、ACコンセントが6口、USBはType-Cが2口、Type-Aが4口、カーソケットが1口の4種類で合計13口備わっています。出力ポートはすべて本体正面に差し込めるため、ケーブル類が干渉することもなくストレスを感じません。
最大で5年間保証してくれるので、製品に不具合があった場合は、カスタマーサポートで状態を確認後に同一製品と交換してくれます。
定格容量 | 1229Wh |
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定格出力 | 1500W |
出力波形 | 純正弦波 |
商品重量 | 19.1kg |
ポータブル電源のメリット
ここからは、ポータブル電源のメリットを紹介します。
メリットを把握してもあまりピンとこないようであれば、今はポータブル電源は必要ないのかもしれません。勢いで買って後悔しないためにも本当に必要かどうか見極めるポイントにしてみてください。
モバイルバッテリーより大容量で出力端子の種類が多い
ポータブル電源とモバイルバッテリーは似ていますが、用途が異なります。
モバイルバッテリーはスマートフォンなどの携帯機器の充電に特化しており、小型で持ち運びやすいですが、容量が小さく、USB出力に限定されています。
一方、ポータブル電源は大容量で、ACコンセントやUSBポートなど、多彩な出力端子を備えています。家電製品も使用できるため、アウトドアや災害時など、電源がない場所で活躍します。
アウトドアシーンでもさまざまな電化製品が使える
ポータブル電源があれば、キャンプなどのアウトドアで、ホットプレート、LEDランタン、電気ケトルなど、様々な電化製品を使用できます。
電源がない場所でも快適に過ごせるため、アウトドアの幅が広がります。
また涼しい時期での車中泊では、思ったよりも車内が冷えるもの。そんなときにポータブル電源とホットカーペットを用意しておくと、快適な夜を過ごせます。
情報収集や連絡に必要な電源を確保できる
災害時には、停電が発生する可能性があります。
ポータブル電源があれば、一定期間スマートフォンやラジオなどの情報収集・連絡手段を確保できます。
また、避難所では電気毛布や扇風機なども使用でき、快適な避難生活を送る助けになります。
ソーラーパネル付きであれば充電もできる
ポータブル電源にはソーラーパネル付きのモデルがあります。
ソーラーパネルは太陽光を利用するため、環境に優しい持続可能なエネルギー源で充電できます。アウトドアやキャンプ時であれば、ポータブル電源を充電しながらアウトドアを楽しむことができます。
また、太陽光を利用することで充電にかかるコストも削減。長期的に見ると、電気代を節約できるだけでなく、燃料やバッテリーの交換費用の削減にもつながります。
ポータブル電源を取り扱ううえでの注意点
使用場所の暑さや寒さに注意
ポータブル電源は高温多湿と寒すぎる場所に弱い点に注意が必要です。電池の劣化が進み、使用時間が短くなってしまいます。
そのため、暑い時期は直射日光が当たる場所に置かないこと、寒い時期は日陰に置いておくことをおすすめします。
充電と給電を同時に行わない
ポータブル電源を充電しながら家電製品やバッテリー内蔵の他機器に給電するような使い方をしていると、電池に負荷がかかり、寿命が短くなります。
また、ソーラーパネルでポータブル電源を充電しながらポータブル電源から他機器に給電することも、電池に負荷がかかります。ポータブル電源を長く使うためには、電気の入力と出力を同時に行わないことが大切です。
ポータブル電源の保管方法
ポータブル電源の長期保管は60〜80%前後の残量がおすすめ
ポータブル電源はバッテリーが100%や0%の状態で長期保管すると、電池の劣化や性能低下を招きます。
リチウムイオン電池の劣化が最も少ないのは残量40%前後と言われていますが、長期保管する場合は残量60〜80%前後が適しています。
また、ポータブル電源は1か月に1回程度使って動作確認をしておくと、非常時にも安心です。
ポータブル電源の保管場所は涼しく風通しの良い場所が適している
ポータブル電源は熱や湿気に弱いので、25度前後の涼しく風通しの良い場所で保管するのがおすすめです。自宅で保管する場合はリビングなどが適した環境と言えます。
寒冷地の冬の時期は梱包材の中に入れて保管すると良いでしょう。
後悔しないために! 200名の回答からポータブル電源を選ぶ際に注意すべき点を紹介
ここからはポータブル電源のアンケートの回答結果について紹介します。
アンケートの概要については以下の通りです。
アンケート調査に関する概要
1. あなたが購入したポータブル電源のメーカーを教えてください
1位は86票で「Anker(アンカー)」でした。Ankerといえばポータブルバッテリーといったガジェット系のイメージが強いですが、ポータブル電源も小型から大型のものまで、比較的サイズのバリエーションも豊富で、初心者から上級者まで選びやすいラインナップが揃っています。
また、ブランド認知度も高く、信頼性の高さから選んでいる人が多いのかもしれません。
続いて2位は42票で「Jackery(ジャクリ)」、3位は33票で「その他のメーカー」でした。「EcoFlow(エコフロー)」など、メジャーブランドも選択項目に入れていましたが、意外にも「その他のメーカー」が上回る結果に。
ポータブル電源は多数のブランドが手掛けているので、ブランドの種類は多岐に渡ります。逆にいうとそれだけ選択肢が多いということでもあります。
2. あなたが購入したポータブル電源の価格帯を教えてください
1位は48票で「1万円未満」。ポータブル電源は2万〜3万円ほどする商品が多いですが、1/4の人は1万円以下のリーズナブルな商品を選んでいました。
2位は42票で「5万円以上」。1位とは打って変わって高価格帯がランクインしました。ポータブル電源は価格が高くなれば高性能になり、容量も大きくなります。
ただし、価格に比例してサイズも大きくなるため、重量も増える傾向にあります。
後ほど紹介しますが、ポータブル電源で後悔したポイントでは「サイズが大きい・重くて移動が大変」といった声が非常に多く上がりました。機能性や容量を重視される人は、重量にも注目しておいたほうがいいかもしれません。
3. あなたがポータブル電源を選ぶうえで重視したポイントを教えてください
1位は「バッテリー容量や出力の大きさ」で78票でした。やはり屋外での電源確保がメインとなるため、できるだけ容量の大きい商品を選んでいる人が多いのかもしれません。
2位は「価格」で42票でした。ポータブル電源は3万円以上する商品も多く、決して安くはありません。現に半数の人が1万円未満のポータブル電源を購入したと回答しています。
4. あなたがポータブル電源を選んだ際に参考にしたものを教えてください
74票で「通販サイトの口コミやレビュー」が1位となりました。やはり口コミ・レビューを参考に商品選びをしている人は多いようです。
口コミ・レビューは商品ページには掲載されていない詳細な情報や、実際に使用した感想が記載されているため、非常に貴重な情報が得られます。
次いで「メーカーサイト」、「商品比較サイト」が51票で2位でした。Amazonや楽天市場では、商品の詳細な情報が掲載されていないこともあるので、そういった背景からメーカーサイトなどを参考にしている人がいるのかもしれません。
「商品比較サイト」もより詳細な情報や選び方、メリット・デメリットなどを得られるので、そういった理由から参考にしている人も多いと考えられます。
5. あなたが購入したポータブル電源の主な利用目的を具体的に教えてください
「災害時・停電時の非常用電源として」が66票で1位に。日本は地震が多いことからも、災害に備えてポータブル電源を購入している人が多いようです。
ただし、注意点としてポータブル電源は自然放電するため、定期的に充電をしておかないとバッテリーが減っていきます。
また、バッテリーが100%や0%の状態で長期保管すると、電池の劣化や性能低下を招きます。
そのため、長期保管する場合は残量60〜80%前後を目安に、1か月に1回程度使って動作確認をしておくと、非常時にも安心です。
2位は60票で「アウトドア時の電源確保」、3位は59票で「日常時・外出時(旅行など)での使用」でした。1〜3位は票差があまりなくほぼ僅差でした。
ちょっとした外出先で利用するためにポータブル電源を購入している人も多いようです。
6. あなたがポータブル電源を実際に使用して後悔したポイントがあれば教えてください
1位:重さ・サイズが予想以上に大きかった
1位は「重さ・サイズが予想以上に大きかった」で87票でした。
『2. あなたが購入したポータブル電源の価格帯を教えてください』でも触れましたが、約4割の人がポータブル電源の重さやサイズに対して後悔したと回答しています。
容量が700Wh前後のポータブル電源の重量がだいたい7~10kg程度なので、2リットルのペットボトル5本の重さになります。ずっしりとした重さで持ち運ぶのに多少苦労するでしょう。
「重さ」や「大きさ」といった概念は抽象的で、個人差があるため一概にはいえませんが、基本的に価格が高くなるほどサイズが大きくなり、それに比例して重量も増します。
2位:容量が少ない
次いで2位は「容量が少ない」で32票でした。回答のなかには「価格を重視したため容量が少なかった」といった声もありました。
3位は「特になし」。4位の「その他」には、「バッテリーの残量が分かりづらい」や「もう少し良いのを買えばよかった」などの声がありました。
5位:耐久性が低い・劣化が早かった
5位の「耐久性が低い・劣化が早かった」では、「値段の割にすぐに故障した」や「車に常に積んでいると熱でやられてしまった」といった声も。
ポータブル電源をどこで保管するかも、長く使ううえでは非常に大切なポイントとなります。保管方法については記事の後半で解説しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
6位:充電に時間がかかる
6位には「充電に時間がかかる」がランクイン。「容量ばかりを気にしていたせいか、意外と充電に時間がかかることを見落としていた」といった声もありました。
フル充電までにかかる時間は、Jackery(ジャクリ)の電池容量を参考に見てみると以下のようになっています。
機種名 | 電池容量 | 満充電に要する時間 |
Jackeryポータブル1000 Pro | 1002Wh | 6.5時間 |
Jackeryポータブル1500 Pro | 1512Wh | 10時間 |
Jackeryポータブル2000 Pro | 2160Wh | 14時間 |
引用元:ポータブル電源の充電時間を決める項目は?短時間で充電できるポータブル電源も紹介
電池容量が大きくなるほど満充電にかかる時間も増えます。2160Whにもなると満充電までに半日以上かかります。
急用でポータブル電源を利用したときに、充電が少なく短時間しか使えなかったといったことも起こり得そうですね。なかなか難しいとは思いますが、普段から定期的に充電しておく必要がありそうです。
7位:ファンの音がうるさい・発熱が気になる
7位には「ファンの音がうるさい・発熱が気になる」といった声が上がりました。「ファンの音がうるさすぎて夜間に使う際には気を遣います」や「充電時にアダプターが高温になる」といった声も。
ファンの音に関しては、深夜に屋内で使うといった場合は、周りへの配慮が必要になる場面もありそうです。
まとめ
今回はポータブル電源の選び方やおすすめ商品を紹介しました。
ポータブル電源はキャンプだけでなく、災害時にも役立つため、容量だけで選ぶのではなく、各ポイントを参考に使用用途にもっとも合ったものを選んでください。
使用したい家電の最大電力を調べて、それに合わせてポータブル電源を購入するのも良いでしょう。
おすすめした最新のポータブル電源を購入して、キャンプや車中泊を存分に楽しんでくださいね!
記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部が株式会社MOTAに還元されることがあります。
商品価格に変動がある場合、または登録ミスなどの理由により情報が異なる場合があります。最新の価格や商品詳細などについては、各ECサイトや販売店、メーカーサイトなどでご確認ください。
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一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
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