中古車は値引き交渉でお得に手に入れる! 車両本体価格と納車までにかかる費用の値引き術やポイントをご紹介

値引き交渉で中古車をお得に手に入れるポイント|車両本体価格の値引きと納車までにかかる費用の値引きの2種類がある

中古車を購入するときに、値札通りの金額を支払うことほどもったいないことはありません。値引きをしてもらい、出費額を下げるために、知っておきたいことをお伝えしましょう。

まず値引きには2種類あります。「車両本体価格の値引き」と「納車までの間に掛かる費用の値引き」です。どちらも上手くいけば、中古車をさらにお得に手に入れることができます。

もし買い替えを検討しているのであれば、今のクルマを高く売って、その分を次のクルマの購入資金に充てたいと考える方もいるでしょう。

その際、一回で複数業者に査定依頼ができる「一括査定サイト」を利用してみてください。MOTAの車買取なら、45秒で入力が完了するネット査定ができます。申込み翌日18時に最大20社から愛車の査定結果を無料でお知らせします。また、査定額上位3社(最大)限定でお電話をするので電話のラッシュもありません。

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車両本体価格を値引きするテクニック5つ

ここから車両本体価格を値引きするテクニックについて5つご紹介します。相場など事前に確認しておくべきポイントをまとめました。それぞれの項目を効果的に使ってみてください。

1. 相場を知っておく方が損しない|中古車検索サイトで相場を確認

車両価格の相場を知るには、インターネットの中古車検索サイトを使うのが手っ取り早いです。

年式や走行距離、グレード、オプションの有無などから大体の価格帯を知っておけば、それより高い場合は値引き交渉の材料になりますし、極端に安ければ何か理由(問題)があるとわかります。

もちろん相場は、季節や流行によっても左右されるので、欲しい車種やカテゴリーを定期的にチェックしておくことをおすすめします。

2. 中古車の探し方|ディーラー系サイトと一般的な中古車サイトをチェック

買いたい車種がすでに決まっていて、ディーラーの車両、とくに認定中古車をメインに探したいのであれば、まずは各メーカーが展開している中古車サイトで探してみるのが良いでしょう。

その後、同じような条件で一般的な中古車検索サイトを使って探してみましょう。

おそらくディーラー系サイトに掲載されている認定中古車のほうが価格は高く設定されているはずです。

認定中古車は、メーカーが独自に設けた多くの基準をクリアした車両に対して付加するもので、車両の状態や保証などの条件面で良質なものであるというものです。

認定中古車以外と比較すると確かに高く値付けされているが、その価格差を「安心」と捉えられる人にとってはいい買い物になるはずです。

認定中古車は魅力だけどやっぱり安いほうがいいという人は、中古車検索サイトで条件を入力して探してみましょう。

同じ車種、同じ年式、同じような走行距離でも、ボディカラーや装着されているオプションなどによって価格は違ってくるし、ほぼ同じような状態だったとしても、価格差が出る場合もあるので、気になる車両はお気に入りに入れておくといいでしょう。

欲しい車両が複数あって、どれにしようか悩んでいる場合でも、中古車検索サイトを使ってみましょう。検索した車両をお気に入りに入れておき、あとでリストを見比べることもできます。

MOTAの中古車検索サイトでは、お気に入りに入れた中古車のリストから直接販売店に在庫確認や見積依頼をすることができるようになっているので便利です。手間がかからず複数の車両を問い合わせできるのでぜひ活用してみてください。

3. 長期在庫車は値引きしやすい|人気が低く在庫の多いクルマが狙い目

中古車販売店は、基本的に車両を常に売り買いし続けたいと考えています。

在庫している時間を短くして、新しい中古車を次々と仕入れてはどんどん売ってしまいたいものです。

回転率を上げることで、当然売り上げは上がります。

ユーザーから見れば「あそこの中古車販売店は置いてあるクルマが毎日のように変わるから売れているんだな」と判断します。

なので、長期在庫車は極力持ちたくないというのがお店の心情。

しかし残ってしまう場合もあるわけで、それを見抜くことができれば仕入れ価格を下回る「損切り」まではいかなくてもかなり安くしてくれる可能性はあります。

また、人気が低いクルマ、在庫の多いクルマを選ぶのも一つの手です。

スポーツカーや輸入車など、中古車の在庫台数が少ないものは値引きが難しい傾向にあります。そのため、人気が低く、在庫の多いクルマを狙っていくのが良いでしょう。お店が手放したいと思っている車両と、自分の欲しい車両が一致するかどうかは、もちろん運次第ですが……。

4. 決め言葉は「今日中に契約したい」

お店側の心理としては、先ほど述べたように「売って次のクルマを仕入れたい」というもの。ただ冷やかしで時間を潰されたくもないので、いかに「買いたいけれどあと一歩予算が足りない」感を伝えるかです。

ここで「別の店では●●●万円だったんですけど」と引き合いに出すのは諸刃の剣。「ではその店で買われてはどうですか?」となってしまうこともあります。

あくまでも「契約を今日のうちにこのお店で済ませたい」という姿勢で望むのがいいでしょう。やはりお店としては別のお店に買う意思のある客を取られるのは避けたいものです。

「もう少し安くなりませんか?」と言うよりは「●●●万円にならないでしょうか?」と具体的な価格を提示してみるほうが効果のあるケースもあります。車両の相場を把握していれば適切な金額を提示することができるでしょう。

また、値引き交渉が思うように進まなかったら、一度お店から離れてみるのも良いでしょう。そこで引き止められたり、サービスを追加するような話になれば、お店はその車両を売ってしまいたいという意思が強いことになります。

逆に何のリアクションもなければ、売る気がないか、もしくは自分が提示した金額がお店の考えている範囲からかなり外れているということが分かります。

もう一押しするならば「●●●万円だったら即決します」と切り出してみましょう。もちろん無理やり値下げを迫るのは間違いです。主導権をある程度握りつつ、譲歩するところはしながら値下げ交渉するのがいいでしょう。今後のお付き合いも含めて、気持ちよく売り買いしたいものです。

5. 買う時期はいつごろが良い?|月末と期末が狙い目

やはり月末と期末が狙い目です。月末は当月の登録台数に、そして期末や半期・全期の登録台数を締めるタイミングになります。

少しでも台数を上げたいならば、ユーザーとしてはその駆け込み需要にのっておきたいところです。

新車でも決算期にはセールが行われますが、中古車でもそれは一緒です。もちろん値引きの幅は新車ほどではないですが、条件面では通常時よりも緩くなるはずです。

納車までに掛かる費用を下げるコツ|自分で行うことで省けるものもある

税金以外にも掛かる「諸費用」とは

まずは見積書をよく見てみましょう。車両価格のほかに「諸費用」という欄があります。そこには、

・検査登録手続代行費用:¥35000

・車庫証明手続代行費用:¥20000

・下取車諸手続代行費用:¥15000

・希望ナンバー申込手続代行料:¥5400

・納車整備費用:¥30000

・納車費用:¥10000

といった項目といった金額が並んでいます。(※表記・金額は一例)

この項目のなかで、自分で行うことで省くことができる費用があります。

自分で受け取りに行けば納車費用は不要

まず比較的に自分で行いやすいのは、納車費用。自宅または契約した駐車場まで購入したクルマを届ける際に発生する費用なので、自分で取りに行けばタダになります。もちろん現地までの交通費は厳密に言えば発生するのですが、受け取りに行くことも可能な場合があります。

車庫証明は自分でも取得できる

次に削減できるのは車庫証明手続代行費用です。車庫証明は所轄の警察署に行って自分で取得することもできるので、その分の費用を浮かせることもできます。

【関連記事】車庫証明の取り方、申請方法を徹底解説|自力で取得して代行費用を節約しよう

車庫証明の申請に必要な書類は次の通り

1.自動車保管場所証明申請書(所轄の警察署窓口またはウェブサイトからダウンロード可能)

2.保管場所標章交付申請書(所轄の警察署窓口にて)

3.所在図・配置図(車庫のある場所と敷地内の配置図)

4.保管場所使用権疎明書面(自認書)

 または保管場所使用許諾証明書

(車庫が賃貸の場合に、所有者から使用権限があることを証明してもらう書類)

※以前乗っていたクルマと次のクルマを入れ替える場合は、次の書類が必要となります。

5.保管場所標章番号通知書(前のクルマの車庫証明取得時に発行されています)

6.代替車両引取り及び引渡し顛末書(クルマを入れ替えることを示す誓約書)

車庫証明の申請手順は次の通り

申請用紙とともに他の必要書類を所轄の警察署窓口に提出。

収入印紙代は、保管場所証明申請手数料で2500円程度、保管場所標章交付申請手数料で500円程度です(金額は地域によって異なります)。

提出後、3~7日で車庫証明が受理されます。受け取る書類は次の通りです。

・車庫証明書(自動車保管場所証明書)

・保管場所標章番号通知書

・保管場所標章(ステッカー)

ここで受け取った車庫証明書は、陸運局に登録時に提出します。

自分で車庫証明を取得するには、上記の書類を揃えて、所轄の警察署の窓口が開いている時間(通常は平日:午前9時~午後5時)に最低でも2回行く必要があるので、それなりの手間はかかります。時間と手間賃として代行手数料を払うか、不要なコストとして捉えるかは、あなた次第です。

なお軽自動車を購入する場合には、車庫証明が不要な地域もあります。

まとめ

中古車の値引きは交渉次第では可能です。車両本体価格から値引きする方法と、納車までに掛かる費用を下げる方法があります。どちらも手間はかかりますが、その分費用を抑えることができます。

今回の記事でご紹介した方法を上手に活用し、気持ちの良い売買が行えることを願っています。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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