車のATF(オートマオイル)の交換は必要? 交換頻度や故障・トラブルとの関連を徹底解説

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  1. ATFとは?
  2. ATF交換は必要?交換頻度はどれくらい?
  3. ATFの交換費用&交換場所は?
  4. 関連コンテンツ

ATFとは?

オートマオイルとも呼ばれ、動力伝達や潤滑、冷却を担う

ATF(オートマチックトランスミッションフルード)は、AT(オートマチックトランスミッション)の中を満たしているオイルで、動力の伝達やギアの潤滑、冷却など多くの役割を担っています。

ATFの役割

ATFには、エンジンの動力を伝達する動力伝達機能、ギヤを摩擦から保護する潤滑機能、変速時の湿式クラッチを適切に滑らせる摩擦特性、ATの熱を逃がす冷却機能、自動変速をするために必要な油圧作動の役割を持っています。

ATF交換は必要?交換頻度はどれくらい?

メーカーにより推奨頻度は異なるが、5万~10万km走行ごとが多い

ATFの交換頻度はメーカーによって様々です。日産は4万kmごと、ダイハツは10万kmごと、ホンダは初回8万kmで2回目以降は6万kmごとの交換を推奨しています。メーカーにより交換推奨距離は異なり、欧州車メーカーには、無交換を推奨している例もあります。

一方のオイルメーカー、カー用品店、ガソリンスタンドなどでは2年または2万kmごとの交換が推奨されていますが、原則としてメーカーの推奨値に従ったほうが良いといわれています。メーカーが推奨する距離を目安にしつつ、加速の悪化や変速ショックの増大が気になってきたタイミングで交換を考えるのが良いでしょう。

頻繁に交換すればよいというものではなく、逆にトラブルを招くことも

ATFを頻繁に交換すると、トランスミッション内をきれいに保ててクルマに優しいと考えてしまいがちですが、実際にはそんな事はありません。あくまでメーカー推奨の頻度に従いつつ、不調のサインも気にして交換を決める必要があります。

一度に全部を交換せず、複数回に分けて慣らしつつ交換する

ATFを10万km以上交換していない場合など、過走行車、年式の古いクルマのATF交換については十分な注意が必要です。その理由は、一度に多くの量を交換すると、内部にたまったスラッジが浮き上がって循環し、トランスミッション内部が詰まり故障するリスクがあるためです。

1度に交換するのではなく、少量ずつ交換し循環させながら交換することが望ましく、故障のリスクを低減できます。そもそもエンジンオイルと違い、トランスミッション内のATFを全量交換することは構造的に不可能な車種が多く(圧送交換という方法で一度に交換可能な車種もあり)、1度に何L交換するかは、交換を行うディーラーやショップにより異なることがあります。無交換でかなりの距離を走っているような場合は、ショップとよく相談しながら交換する量を決めましょう。

また、使用するオイルの量が増えることと、手間や費用が余計に掛かるというデメリットもあります。ATの異常や気になる点が特に無い場合は、慌てて交換せずに様子を見るという選択肢もあります。

ATFの交換費用&交換場所は?

ATFの交換費用

ATFの交換費用は、同じメーカー系ディーラーでも、各地の販売会社により交換費用が異なり、交換を推奨する走行距離や年数も各社バラつきがあります。メーカー系ディーラーでも、メーカーが推奨する交換目安の走行距離や年数と異なることが多いので注意が必要です。ここでは各地のメーカー系ディーラーと大型カー用品店のATF交換費用の例を紹介します。

メーカー系ディーラー・大手カー用品店 ATF交換費用例

依頼先 交換費用
トヨタ系ディーラー 16,200円(工賃・消費税込)
日産系ディーラー 12,600円~13,650円(工賃・消費税込)
ダイハツ系ディーラー 7,992円~(工賃・消費税込)
大手カー用品店A 7,800円~29,900円(工賃別・消費税込)
大手カー用品店B 4,720円~19,440円(工賃別・消費税込)

※2018年7月時点。

メーカー系ディーラーの場合は大きな差はありませんが、大型カー用品店の場合、ATFの種類と車種により料金が異なります。ATFの交換は約5,000円~約30,000円と幅広いため、自分のクルマに合ったATFを選ぶことが最も大切です。

ATFの交換はできるだけメーカー系ディーラーで行おう

ATFの交換はエンジンオイルの交換と違い、車種・型式により、同じメーカーでも使用するATFの種類が異なることがあります。間違って違う種類のATFを使用して不具合が出てしまうと、最悪の場合、ミッションオーバーホールや載せ替えなど大掛かりな修理が必要なので注意が必要です。

ATFは一般的に各メーカー純正品が一番相性が良く、またすでに入っているATFと同じ種類のATFを入れることで、混ざり合うことで発生する不具合のリスクを低くできます。メーカー系ディーラーなら自社製品に対しての知識・経験も豊富なので、交換を任せる際も安心感が高いと言えます。

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なかの たくみ (MOTA編集長)
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