通販型保険と代理店型保険の違いってなに?
- 筆者:
保険会社と直接か、代理店を通すか
通販型と代理店型にはいくつかの違いがあります。最も大きな違いといえるのが、その営業スタイルです。
通販型は店舗を持たず、保険会社からユーザーに保険を直接販売しています。ユーザーはネットや電話を介して保険会社から見積もりを取り、郵送などで手続きを完了します。不明点があればコールセンターに直接問い合わせ、即座に回答してもらえるのが強みです。なお、問い合わせ時には担当制ではないので「○○部署の△△さん」を呼び出すわけではありません。電話をかけて氏名や証券番号などを伝えると、オペレーターの端末でこれまでの経緯や契約状況などを即座に把握し、回答してくれます。いわば会社全体でお客に対応している仕組みです。なお事故の際には担当者を決定し、その人と連絡をやりとりするという会社がほとんどです。
一方で国内損保のほとんどは、代理店が保険契約者を募集しています。代理店の担当者は保険会社から保険契約者募集を委託されています。代理店は損害保険のみ、生命保険や医療保険、全ての保険を扱うなど営業スタイルは様々です。個々の担当者に得手、不得手があるため「自動車保険はほとんどわからない…」という担当者に当たることもあります。そのような担当者の場合、パンフレットを渡して、質問や見積もりは後ほど回答となってしまい、時間がかかって頼りない場合もあります。逆に知識がしっかりした代理店の場合は、運転スタイルや家族の人数を把握するなど状況に応じて補償を勘案してくれます。顔が見える安心感はもちろん、代理店の近くで事故に遭った際には現場まで来てくれることもあり非常に心強いといえます。
保険料が違う、その理由はコレ
営業スタイルはさておき保険料の安さで判断したい方もいらっしゃるかと思われます。最近(2012年6月頃)の傾向では「20歳前後は通販型の方が高く、70歳以上は代理店が高い」という見積もり結果が多く確認されます。これは保険会社が随時行う改定によるもので、今後変わる可能性があります。また保険料は個々の見積もり条件により異なるため、一概には言えるものではありませんが、「代理店手数料のコストを抑えている分だけ通販型が安い」というのが一般常識と言えるのではないでしょうか。
価格や加入方法だけでなくトラブルや事故の対応はおおよそ以下の通りです。
【事故】…通販:担当者は現場に来ないが、提携ロードサービスが対応するケースが多い。代理店:代理店そばの事故で営業時間中なら担当者が来てくれる場合も。夜間や休日は通販と同様の対応。
【ロードサービス】…通販:充実の一途をたどる。ホテル、交通費、レンタカー代、果てはペットホテルの費用まで補償する会社も。代理店:通販型に徐々に追いつきつつあるものの、JAFと提携で割引するなど、弱い会社も。
【契約変更・更新】…通販:変更時には電話で連絡。更新は郵送。不明点、変更点があれば電話にて対応。代理店:担当者がアポイントを取り、書面にて案内。パンフ、申込書を見ながら不明点があれば即座に案内してくれる。
いくつかの要素を紹介しましたが、どちらを選ぶかは好みによって分かれるのではないでしょうか。
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