ジープ 70周年記念モデル 試乗レポート/九島辰也(2/4)
- 筆者: 九島 辰也
- カメラマン:正田真弘/クライスラー日本
70周年記念モデルはバリューフォーマネー的?
ジープ70周年記念モデルは、本国では全モデルに設定されたが、そのすべてが日本仕様となるわけではない。パトリオット、チェロキー、グランドチェロキー、アンリミテッドというのが我々の選択肢となる。
で、その内容は専用のボディカラーと記念ロゴが刺繍されたレザーシート、それと記念バッジというのが基本形となる。だが、日本仕様はそれにとどまらず、人気のブラックをボディカラーに設定したり、オプション装備を標準化したりした。
要するに、より買いやすく考えられているようだ。
なので、思いっきりスタンダードモデルとかけ離れているわけではない。どちらかというと、バリューフォーマネー的といえるだろう。
しかも、モアブで見た専用カラーのブロンズスターは魅力的で、夕日に美しく輝いていたのが印象的だった。その意味からじゃ、リセールバリューの高いブラックもいいがこちらも譲れない。
本国でも記念色となっていることから、後でカタログ追加されることはないはずだ。
ちなみに、各モデルの記念車は数に限りがある。しかも、モデルによってその数がまちまちなのでチェックが必要。すべて合わせても155台なので、興味のある方は急いだ方がいいだろう。
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