雪上試乗でわかったジープ「レネゲード」のタフさ! 小っちゃいけどやっぱりJeepです!(1/2)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:島村栄二
エンジンの排気量と車重が両車の乗り味の違い
白馬村での雪上試乗会で試したJeepブランドのエントリーモデル、ジープ・レネゲード。フィアット500Xの兄弟車で、プラットフォームや主要コンポーネントはほぼ共通です。
AWDシステムも基本的には同じもので、通常時はFF状態で走りますが、Jeepブランドの末弟ということでフィアット500Xよりも制御系を充実させて悪路走破性能をさらに高めています。
レネゲードもフィアット500Xもホイールベースは同じ2570mmですが、それ以外の寸法はレネゲードの方が全体的に少し大きめ。100mmも違う全高はレネゲードの200mmという本気の最低地上高によるもので、アプローチアングルは30.5度もあるなど、視覚的にもJeepファミリーであることが大変わかりやすくなっております。
エンジンはFFモデルがフィアット500Xも積む1.4リッターターボ4気筒。今回試乗したAWDモデルは2.4リッターのNA 4気筒エンジンを搭載します。トランスミッションはFFモデルが6速DCT。AWDモデルはZF社製の9速ATを搭載します。
車重はフィアット500Xクロスプラスより120kgも重い1580kg。実際に乗り比べると、エンジンの排気量と車重が両車の乗り味の違いを決定づけるものになっています。
ステアリングの感触などにも重厚感が増した印象
ドライ路面での乗り味は、基本的にはフィアット500Xに似ているものの、全体的にはさらに硬質な感触。車重の違いによるズッシリ感以外に、ステアリングの感触などにも重厚感が増した印象で、フィーリング面でも「Jeep感」を上手く演出できていると感じました。
ちなみに今回は雪上試乗会なので、タイヤはグッドイヤーのスタッドレスタイヤ、アイスナビ6を装着していましたが、レネゲード・トレイルフォークの標準装着タイヤははマッド&スノー系。ノーマルタイヤ装着時は、よりクロカンSUVっぽさが濃くなります。
フィアット500Xより120kg重く、100mmも背が高いことでサスペンションはよく引き締められており、車重と全高の大きさをネガティブな方向で意識させられることはほとんどありませんが、リアシートの乗員の快適性はフィアット500Xに軍配が上がったようです。
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