ジープ チェロキー・ラングラー 雪上試乗レポート/山本シンヤ(3/4)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:阿部昌也
実用トルクが若干足りないも燃費は優秀
関越道から上信越道へ。平坦な道では272ps/315Nmを誇るV6 3.2リッターはストレスなく回る上に9速ATとの組みあわせで、1900kg(サンルーフ付)のボディを軽快に走らせてくれるが、山道になってくると実用域のトルクがちょっと足りずに頻繁にシフトダウンをしてしまい「もう少し力があればいいな…」と思う部分も。ちなみに欧州向けにはディーゼルターボがラインナップされている。
碓氷軽井沢インターを降り、一つ目の目的地である軽井沢プリンスホテルへ到着。残念ながら道路に積雪はなかったので、4つのモードに切り替え可能な「セレクトテレインシステム」の活用はできずAUTOのみ…。3人乗車+荷物で、交通の流れに合わせた走行で燃費は9.5~10km/L。東京から軽井沢の道中は半分くらいが上り坂になるので、それを考えれば優秀かもしれない。ちなみにレギュラーガソリン対応なのも嬉しいところだ。
「チェロキー=四駆」と言う事を気にしなければFFの選択もアリ
昼食休憩の後、白馬までは177ps/229Nmの直4 2.4リッターを搭載するFFモデルである「JEEP チェロキーLongitude」に乗り換える。「2輪駆動のチェロキーってアリなのか?」と思いながらステアリングを握ったのだが、Limitedよりも170kgも軽量な1730kg、2.4リッターエンジンはややノイジーだが低速トルクが太いため、9速ATとの組み合わせも相まって、「V6よりもよく走るかも!?」と感じた。
ちなみにタイヤはLimitedよりも小さい225/60R17サイズのためバネ下の重さも感じにくいし、布シート(Limitedは本革シート)の吸収性の良さもプラスしているのか、乗り心地と軽快なハンドリングとのバランスは、ジーンズとTシャツと言ったアメリカンカジュアルを着るようなイメージだ。「チェロキー=四駆」と言う事を気にしなければFFの選択もアリだ(スタッドレスを履けばある程度の雪道も問題ないし)。
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