ホンダ ストリーム グレード比較(5/7)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:島村栄二/本田技研工業株式会社
ホンダ ストリーム 1.8RST・2.0RST/2列シートの、新しい使い勝手を実現
ホンダ ストリーム RSTは、2009年6月のマイナーチェンジで新たに追加されたグレードだ。1.8L車と2.0L車の両方に設定されている。
ほかの大半のグレードにはFFと4WDの両方が用意されているが、RSTだけはFF車のみの設定となる。
また、シートが2列で5人乗りとなるのが特徴だ。シートを外すことで30kgほど軽くなり、後部に収納スペースを設けたことなどで10kg弱重くなったため、差し引き20kgほど軽くなったのがRSTの特徴。
1,400kg近いクルマでわずか20kgの違いが関係あるのかと思ったら、これが意外とはっきりした影響があり、走りの軽快さが印象的なクルマに仕上がっている。
さらに足回りのチューニングは、RSZほどガチガチに硬い感じではなく、乗り心地とのバランスに優れたモデルという印象だ。
外観もRST専用のデザインだが、大型テールゲートスポイラーやエアロリアバンパー、軽量の17インチアルミホイールなどが装備される点は、RSZのSパッケージと同じだ。
1.8L~2.0L級のステーションワゴンがほとんど無くなっているだけに、そのエアポケットにちょうど良く納まるのがRSTといえる。
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