ホンダ「ステップワゴン」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎(5/5)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
グレード構成&価格設定
標準ボディの買い得グレード(2WD)で価格を見ると、旧型のG・Eセレクションは239万7806円だった。これに相当する新型のGは248万円だ。価格は新型が約8万円高いが、ヒーテッドドアミラーなどをセットにしたコンフォートビューパッケージが標準装着され、わくわくゲートも備わる。この換算額が合計すれば約8万円だから、ターボの装着などは価格にプラスされていない。
ステップワゴンは、トヨタ「ヴォクシー&ノア」、日産「セレナ」と激しい販売競争を展開するので、フルモデルチェンジの度に割安感を強めている。前述のライバル車も、次に変更を加える時は、新型ステップワゴンを意識した装備を用意して価格も割安に抑えるだろう。
このような機能と価格の競争をしているから、今のミニバン市場では、ステップワゴン/ヴォクシー&ノア/セレナが主役になっている。
進化度数:3点/10点(比べてようやく気付くレベル)
ホンダ ステップワゴン進化度数 総合結果
ボディスタイル&サイズ:4点
内装のデザイン&居住性:5点
動力性能 :4点
走行安定性 :7点
乗り心地 :6点
快適&安全装備 :9点
燃費性能 :3点
グレード構成&価格設定:3点
総合的な進化度数 :7点
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