こんな時こそ楽しいクルマに乗ろう! 軽オープンスポーツの「S660」「コペン」のここが面白い【I LOVE 軽カー】(2/3)
- 筆者: MOTA編集部
ホンダ S660│ドライバーがクルマの一部になるようなコクピット
ソフトトップを装着した状態ではクルマに潜り込む感覚になるS660。
ボディが小さいから、クーペとして取りまわし性は悪くないですが、側方と後方の視界はあまり良くありません。サイドウインドウの下端が高く、なおかつ上下寸法が乏しいので、ソフトトップを装着した状態では顔を出すことができず、閉鎖感が伴います。
後方もエンジンフードが高く、左右方向が見にくい。慣れるまではオプションのリアカメラが必要になりそうです。しかし走行中にルームミラーを見た時の後方視界は、違和感のない程度に確保されています。
一方、前方はボンネットは見えないものの視界は良好。
インパネには遊び心を感じるデザイン。大型のタコメーターが装着され、速度はその内部にデジタルで表示されます。エアコンのスイッチなどが収まるインパネの中央部分は立体的に仕上げられています。
軽自動車の中では質感が高く、助手席の前側にもソフトパッドが装着されています。サイドブレーキレバーの付近は樹脂を意識させますが、ていねいに造り込まれています。
気になるソフトトップは、前後のピラー(柱)の間に位置する天井部分だけが脱着され、オープン時には巻き取るように畳んでフロントフード内の収納スペースに収めます。ソフトトップの使い勝手は、電動ゲートを備えるコペンの方が優れているでしょう。
ダイハツ コペン│電動開閉式のハードトップを装着したスペシャルティカー
S660はスポーツカーの雰囲気が濃厚ですが、コペンは乗用車感覚が強め。全高が1,280mmなので乗降性が良いとはいえませんが、無理な姿勢を強いられる心配はないでうす。
そして電動開閉式ハードトップのアクティブトップを装着するので、開閉時に操作するのはピラーの上部に装着されたロックと電動開閉スイッチのみ。不意に雨が降り始めた時も安心です。
ハードトップを閉じた状態では、トランクスペースが広がることもメリット。底は浅いですが面積は相応にあり、荷物を収納しやすいです。荷物を積んでいる時には、電動ハードトップが格納されない安全機能も装着しています。
インパネのデザインは比較的オーソドックス。エアコンのスイッチは取り付け位置が少し低いですが、操作性に不満はなし。質感も満足できるものとなっています。
前方視界は良く、少しではありますがボンネットも視野に収まります。サイドウインドウの下端は、S660に比べると目線に対して低めですが、視界が良好とは言いにくいでしょう。
後方はドライバーとリアウインドウの間隔が近いこともあって見にくくは感じません。
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