ホンダ 新型N-WGNは流行りのスーパーハイト軽ワゴンにはない魅力で勝負をかける!
- 筆者: MOTA編集部
- カメラマン:森山良雄
強豪ひしめく軽自動車! 新型N-WGNは割り切った判断を下す
ホンダのN-WGNがフルモデルチェンジを果たした。N-WGNはスズキ ワゴンRやダイハツ ムーブなどの強豪ひしめくセグメントで、少し前まではこのカテゴリーが軽自動車を牽引していた。現在は、ご存知の通りホンダ N-BOXやスズキ スペーシア、ダイハツ タントなどのスライドドアを備えたスーパーハイトワゴンが売れ筋となっている。
そんな状況のなか生まれ変わった新型N-WGNは後席の快適性と積載能力を格段に向上させたという。
真っ平らなフルフラットをやめ、寛げる空間へ
昨今の軽自動車は後席を倒し、真っ平らなフルフラットにできるモデルが多い。そのおかげで、子どもの自転車や大きな荷物などを詰めるというメリットもあるが、後席の快適な掛け心地よりも、コンパクトに折りたたむコトを優先させている面もある。新型N-WGNは、その役割をN-BOXに預け、快適性を重視したのだ。
そんなワケでN-WGNの後席の座り心地は、そんじょそこらの普通車なんかよりも格上! 座りはじめは「やわらかく」、長時間座っていても底付き感がまるでないソファーのような感覚で、しっかりと身体を沈みこませて支えてくれるのだ。
さらにこだわったのは、リヤのアームレストだ。N-BOXはスライドドアで限られた寸法で作るゆえ、しっかりと腕を休めることができなかった。新型N-WGNはヒンジドアのため、そのスペースをゆったりと確保することができたという。
開発者は自腹で各スーパーのマイカゴを購入し研究!
新型N-WGNはラゲッジルームに上下二段に積み分けられる“二段ラックモード”を採用。文字通りラゲッジを上と下で使い分けることが可能とした。
写真の通り上段には買い物カゴを下段にはミネラルウオーターなど重いものを、という使い方ができる。
一口に“マイカゴ”といってもスーパーマーケットによって大きさが違うのだとか。開発を担当した黒崎涼太さんは、数社のスーパーマーケット(イオン・いなげや・セブン&アイなど)の買い物カゴを自腹で購入し、大きさを研究したそうだ。
ちなみに比較した中で一番大きいサイズはイオン系とのこと。
ラゲッジには買い物袋用のフックが設けられている。一見どのクルマにもありそうな装備なのだが、ここに開発者の意図があるのだ。
卵や長ネギなどを他の食材と同じように買い物カゴには入れづらいモノを買った際に、ビニール袋をかけやすいように設置をしたのだという。
本当に積みたいモノを積めることが大事
ラゲッジルームに乗せる荷物は地域によっても差があるという。と、いうのも首都圏にお住いの方には想像しづらいが、雪国の方はスタッドレスタイヤを4本積みたいという声が多いのだそう。しかも4人乗車したうえで、だ。
他の銘柄にもそのような車種はあるものの、地面からフロアが高く、積みにくいものがほとんど。そこで載せやすさを重視し、クラストップレベルの低いフロアを実現。その甲斐あって、女性でも簡単にタイヤなどを積み降ろししやすくなっている。
このように新型N-WGNは、ユーザー目線で非常に使いやすく設計されているのだ。
【筆者:MOTA編集部 撮影:森山良雄】
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