無敵の絶対王者N-BOX、なんでそんなに支持されるの!?【みんなの声を聞いてみた】

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「絶対王者」の名をほしいままにするホンダ N-BOX。2代目となる現行モデルは、登場から販売台数ランキングでトップを走り続けている。近々マイナーチェンジされるという声が聞こえてくるなか、実際に一般ユーザー、さらにはこれから購入を検討している人々にはどう捉えられているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

目次[開く][閉じる]
  1. デビュー直後からトップの座を守り続ける2代目N-BOX
  2. 初代N-BOXから受け継がれる“N”の血統
  3. SNS上でのみんなの声は?

デビュー直後からトップの座を守り続ける2代目N-BOX

一般社団法人 全国軽自動車協会連合会が発表した、2020年9月の軽自動車販売ランキングではN-BOXが10ヶ月連続で1位を獲得。2位のスペーシアに約3000台の差をつけ、王者の貫禄を見せつけた。さらに言えば、2代目の現行型が発売された2017年9月以降、2019年11月を除いたすべての月で1位を獲得しており、もはや向かうところ敵なしといったところだ。

もちろん、ライバルメーカーもただ手をこまねいているわけではないが、なかなかN-BOXの牙城を崩すことができない。

初代N-BOXから受け継がれる“N”の血統

男性が乗っても違和感の無いバランスのとれたデザイン

初代N-BOXは、スーパーハイトワゴンの元祖であるダイハツタントの後を追う形で2011年にデビュー。ライバルに比べ厚みを持たせたフロントフェイスと、ボンネットが傾斜していないことにより、ボクシーで上下のバランスに優れたスタイリングを実現。男性が乗っても違和感の無いデザインとしたことで、ファミリーカーとして購入するユーザーも多かった。

現行モデルの2代目になっても、ボクシーなスタイリングは継承され、N-BOXが安定して売れている大きな要因の一つと言って間違いないだろう。

燃費一辺倒ではなく質感にこだわった走行性能

初代N-BOXが登場した2011年は、居住性が売りのスーパーハイトワゴンであっても省燃費性能が重視された時代。ライバルメーカーは熾烈な燃費競争を繰り広げる中、N-BOXは燃費競争に加わらなかった。しかし、JC08モード燃費が採用されていた当時、カタログ燃費と実燃費は乖離することが多く、実使用において燃費性能はそれほど不利には働かなかったのだ。

その分N-BOXは走りの質感を重視し、2代目に搭載される軽自動車として初めてのVTECエンジン(NAのみ)へと繋がる。

使い勝手が良く広い室内空間

初代から受け継がれる大切な要素に、軽自動車ナンバー1を謳うクラストップレベルの室内空間がある。室内高は1400mmに達し、小学生ぐらいの子供であれば車内で立って着替えもできる。

また、ファミリーカーとして購入されることも多いため、多彩なシートアレンジは重要なポイント。2代目では「ベンチシート」「スーパースライドシート」「スロープ」という3つの仕様を用意。ユーザーそれぞれの使い方にあった仕様が選べるのは大きな利点である。

SNS上でのみんなの声は?

そんな絶対王者のN-BOXだが、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

「他の軽と乗り比べると安全性も含めこの選択になるんだろうな。よく出来た車だと思います。」

「初代に乗ってます。N-BOXの小さい車体、ボンネットの短さは、日本の道で使う上で実に理にかなっていると思います。高速走行に向いてないとか、横転しやすいとかネガティブなこと言う人いますが、逆にどんな乗り方してるんだと思いますよ。法定速度くらいでゆっくり走れば、なんら問題なく長距離もいける走行性能、乗り心地です。」

「友人がN-BOXを所有していて、たまに乗せてもらいますが、売れるのも納得です。ほかの軽よりも質感がかなり上質だし、Lクラスミニバン並みに足を伸ばせるし、4人乗っても窮屈じゃない、ターボでも燃費が悪くなく荷物も詰める。さらには税金も安い。日本の中で乗るならば何不自由ないし、多少新車価格が高くてもリセールも良いし、追突された時どうなるんだろうとは思いますが、本当によく考えられた車だなぁと思います。」

「N-BOXは使いやすいんだよね。日常での使い勝手で痒いところに手が届いてる車。そして売れ続けているのは日本人の信じたら信じ続けるという気質が影響してると思う。つまり単純にリピーターが多いって事でしょうね。これまでの車はどうしてもメーカー目線で消費者を見て造られる。だからどうしても造りて側の『消費者』フィルターが二重にも三重にもかかって車は開発される。それらを排除して、本当の消費者目線で造られて成功したのがN-BOXだと思う。本当に画期的だと思う。」

「現行N-BOXをカタログすらない頃に予約し最初期ロットを購入しました。ホンダの2代目はコケないだろうとの予測でしたが正解でした。今日も人を乗せて片道1時間半の買い物に行きました。沿岸部は風が強かったもののLKASのおかげもあり全く不安なく快適な走行が可能でした。」

「旧型乗ってましたし、新型も使った事ありますが非常に完成度が高いと思いました。乗り心地、安定感、広さ、安全装備、あらゆる点で軽自動車では完成に近いのでは? もちろん欠点皆無ではないですが、下手なコンパクトカーを凌駕していると思いますよ。今フィット乗ってますが、次は新型N-BOXにするかもしれません。後ろから突っ込まれた時だけ不安です。」

「N-BOXに先代に続いて今の型に乗り換えました。実は先代のN-BOXの時に交差点信号待ちで追突されました。ほぼノーブレーキで追突されましたが助手席の妻共に無傷、車はかなり重傷でしたが、安全性はかなりのレベルだと思います。今の型になってホンダセンシングが付いて更に向上したかと思います。少し価格が高いけど納得と満足の乗り心地だと思います。私はけしてHONDA関係者ではありませんが、売れ続けるのは理解できます。」

2代目成功のカギは継承と進化!噂されるマイナーチェンジにも期待

2代目となる現行型N-BOXがここまで大ヒットしているのは、初代のストロングポイントを継承しつつ強化し、ウイークポイントを払拭してきたことに他ならない。

SNS上では、現行オーナーから、過去に乗っていた・乗ったことがあるという方など、多方面で圧倒的に支持されている。また、その総合的な出来の良さから、初代から現行の2代目へと乗り継いでいるという声も少なくない数で存在している。

今では軽スーパーハイトワゴンのベンチマークとまで言われ、常にライバルに研究される存在のホンダ N-BOX。今後、ライバルメーカーもさまざまな工夫を凝らしたモデルを投入してくることは間違いない。

近々マイナーチェンジが噂されるだけに、新型ではどのような進化を遂げるのか、非常に楽しみなところだ。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

ホンダ/N-BOX
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新車価格:
169万円238.3万円
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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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