エコカー減税対象車 異種タイプ徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
エコカー減税対象車 異種タイプ徹底比較
2009年4月より実施された、いわゆる「エコカー減税」により、自動車販売の動向は一変した。
同税制の実施当初よりほどなく、販売の半数がエコカー減税適合車となり、その後は徐々に適合車種が増えたこともあって、最近では全体の販売の7割がエコカー減税適合車となっている。
エコカー減税が実施されてしばらく、輸入車のガソリンエンジン車では適合車は存在しなかったが、ドイツ本社との協力で、現在エコカー減税適合モデルを徐々に増やしているのがフォルクスワーゲン(以下VW)だ。
ゴルフについては、既存の1.4TSIモデルも1月にエコカー減税に適合させているが、さらにダウンサイジングした、1.2リッターSOHC直噴ターボエンジンを搭載し、ゴルフのエントリーグレードとして追加されたのがTSIトレンドラインだ。257万円という車両価格は、同クラスの国産車に対しても、それほど開きがあるわけではない点でも、注目すべき1台だ。
ゴルフがトレンドラインを導入するにあたり一見違う路線のクルマのようだが、価格差は小さく、ユーティリティ面でも大差なく、実はある意味ライバル視しているというのがプリウスの存在だ。
今回は、ベーシックな仕様で、価格と装備のバランス的に買い得感の高い、受注の約半分を占めるという売れ筋のSグレードを持ち込んだ。価格220万円。
もう1台は、巧みなパッケージングだけでなく、軽快な走りと優れた燃費にも大いに定評のあるフィットを持ち込んだ。
価格でいうと、上記2モデルよりずいぶん低いが、特別なものを使うことなく、基本的な素性を磨くことで優れた燃費を達成しているクルマである。
今回は、2009年11月の一部改良時に追加された「Gスマートセレクション」だ。価格132万円。
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