トヨタ 新型アクアと日産 新型ノートの内装を比較! コンパクトハイブリッドカーの室内は断トツでノートが広かった

画像ギャラリーはこちら

コンパクトカーもいよいよハイブリッドカーが主流の時代に突入してきた。日産が2020年12月発売の新型「ノート」をハイブリッド専用モデルに進化。この動きに対抗するかのように、トヨタも元祖コンパクト系ハイブリッド専用車「アクア」を2021年7月19日にフルモデルチェンジさせた。好敵手と言える2台のコンパクトハイブリッドカーの内装について比較してみよう。

>>内装比較! トヨタ 新型アクア vs 日産 新型ノート、最新コンパクトハイブリッドカーを写真で見比べる[画像ギャラリー]

目次[開く][閉じる]
  1. 2020年から2021年にかけて相次いで登場した新型コンパクトハイブリッドカー2台の内装を比較
  2. シンプルな中にも上質さを表現した新型アクアの内装
  3. 新型ノートの内装はプレミアムモデル譲りの先進デザインが自慢

2020年から2021年にかけて相次いで登場した新型コンパクトハイブリッドカー2台の内装を比較

コンパクトハイブリッドカーの競争が激化している。日産は2020年12月23日に主力コンパクトカー「ノート」をフルモデルチェンジした際、従来型では設定があったガソリン車を廃止し、ハイブリッド専用車とする大胆な策に出た。

そして2021年7月19日、トヨタはコンパクトハイブリッドカーのロングセラーモデル「アクア」をフルモデルチェンジ。プラットフォームからバッテリーに至るまですべてを刷新し、再び戦いに挑んだ。果たしてこの2台はどのような違いがあるのだろうか。今回は内装に焦点を絞って比較してみよう。

シンプルな中にも上質さを表現した新型アクアの内装

初代トヨタ アクアは、プリウスに次ぐハイブリッド専用車として2011年末にデビュー。登場早々に販売首位を獲得するなど、目覚ましい発展を遂げたロングセラーモデルだ。今回登場した2代目は、外観こそ初代のデザインイメージを継承するが、メカニズムなど全てを一新した。

内装も同様に、初代アクアとはイメージを変えるとともに、質感も大幅に向上させた印象だ。同じコンパクトカージャンルにベーシックなヤリスが存在し、そちらにもハイブリッドモデルがあることから、新型アクアは立ち位置を少し上級なポジションに移行させたのだ。

センターメーターだった初代とは違い、新型アクアはステアリングホイール前にシンプルな液晶メーターを備える。またシフトレバーも、プリウス譲りのインパネシフト化され、先進的なイメージを強めた。

空気抵抗を低減させる流麗な外観デザインの影響で後席の頭上空間はミニマムだ

新型アクアの全高は1485mmで、コンパクトカークラスの中では低めの部類。室内高も1190mmに留まる(トヨタ社内測定値)。さらに高速走行時の燃費性能に影響を及ぼす空気抵抗を減らすため、後ろに向かって低くなっていく外観デザインを採用した影響もあって、後席の広さは必要最低限といった印象。

ただし同じトヨタのコンパクトカー「ヤリス」や先代アクアに比べるとホイールベースは50mm長く、後席の足元空間は拡大している。

新型ノートの内装はプレミアムモデル譲りの先進デザインが自慢

対する日産の新型ノートも、特徴ある内装が大きなセールスポイントのひとつになっている。液晶メーターとセンターの大型モニター画面は、連続する大きな1枚パネルのように見せるデザイン。

シフト周辺のパネルは高めで、手前のアームレストに肘を置くとスッと届く位置関係にある。またシフトの下は大きな収納スペースになっているなど見どころは多い。

これらは新型クロスオーバーEV(電気自動車)「アリア」と共通するデザインとなっており、新型ノートのプレミアム性や先進イメージをアピールする。

ただし、同じノートシリーズには上級版「ノート オーラ」が存在することもあってか、内装の質感自体はやや物足りない点もある。

後席空間の余裕度はコンパクトカークラス随一

そしてトヨタ 新型アクアに比べると新型ノートの後席足元は広く取られている。また外観を見比べても想像出来る通り、実際に乗り比べてみても、後席の頭上空間は遥かにノートのほうが余裕がある。新型ノートの全高は1520mmでアクアより35mm高く、室内高も1240mm(日産社内測定値)と、新型アクアに比べ数値上でもかなりの差が生まれている。

後席を多用するユーザーなら、迷わず新型ノートが選択肢の最有力候補になるはずだ。新型アクアと新型ノートの購入を検討するなど、必ず実車の前後席に座ってみて、車内の質感や広さなどをしっかり比較してみて欲しい。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:TOYOTA・NISSAN]

トヨタ/アクア
トヨタ アクアカタログを見る
新車価格:
214.6万円283.7万円
中古価格:
29.8万円328万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

トヨタ アクアの最新自動車ニュース/記事

トヨタのカタログ情報 トヨタ アクアのカタログ情報 トヨタの中古車検索 トヨタ アクアの中古車検索 トヨタの記事一覧 トヨタ アクアの記事一覧 トヨタのニュース一覧 トヨタ アクアのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる