国産スポーティSUV 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
日本におけるSUVの市場は縮小気味だが、不景気とはいえ北米市場でのSUVを求める声は相変わらず高く、そこに向けて世界中の自動車メーカーは、さまざまなキャラクターのモデルを送り込んでいる。
SUVと呼ばれる車種の中でも細分化が進み、クロカン車風のものから、クーペのごとくスポーティなスタイリングをまとうクルマまで、多彩なタイプの車種が存在するようになった。
そんな中で、今回は国産メーカーが手がけ、北米市場を主体に日本でも販売しているスポーティなSUV車のうち、2009年秋にマイナーチェンジの実施されたばかりのマツダ CX-7、ホンダ CR-Vの2台と、日本に導入されて間もない日産 スカイラインクロスオーバーという3台を比較することにした。
ちなみに、この3モデルはボディサイズこそ大差ないが、車両価格は概ね100万円ずつの開きがある。どのように違うのかも興味深いところだ。
マツダが北米市場向けに開発した上級SUVのCX-7は、まず2006年春に北米で発売され、同年12月より日本でも販売開始。2009年9月8日にマイナーチェンジを実施し、後述の改良が施された。2WD(FF)と4WDそれぞれに、標準モデルと上級のクルージングパッケージがある。価格は、295万円~358万円。
CR-Vは、2006年10月に3代目モデルが登場し、これまでほぼ1年ごとにHDDナビスタイルやアルカンターラスタイル、レザースタイルを設定するなど、バリエーションの充実や整理が行なわれ、2009年9月17日にマイナーチェンジを施している。
現在は、2WD(FF)がZLとZLi、4WDにベーシックなXと、ZX、ZXiがあり、ZLとZXそれぞれに「HDDナビアルカンターラスタイル」「HDDナビレザースタイル」が設定され、計9タイプでの展開となっている。価格は、247万円~339万円。
スカイラインクロスオーバーは、インフィニティチャンネル向けに開発されたFR-Lプラットフォームをベースに、クーペとSUVをクロスオーバーさせたという新感覚のモデルで、2009年7月より日本市場にも導入されている。2WD(FR)と4WDそれぞれに、370GTと370GTタイプPの2グレードが設定された、計4バリエーションとなっている。価格は、420万円~499万8000円。
なお、今回の撮影車両のグレードおよび車両価格は以下のとおり。
マツダ CX-7 クルージングパッケージ(2WD)/価格:340万円
ホンダ CR-V ZX HDDナビアルカンターラスタイル(4WD)/価格:293万円
日産 スカイラインクロスオーバー 370GT TypeP(2WD)/価格:472万5000円
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