インプレッサスポーツ/アクセラスポーツ/プリウスを徹底比較 ~モデルチェンジで魅力を増したMサイズハッチバック~(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正・和田清志
モデルチェンジで魅力を増したMサイズハッチバック
日本の売れ筋ジャンルは5ナンバーサイズに収まる軽自動車やコンパクトカーだが、海外では全幅がワイドな3ナンバーサイズのハッチバックが人気だ。いわゆるCセグメントに属しており、フォルクスワーゲン ゴルフを筆頭に売れ筋の車種が多い。
このタイプが好調に売れる理由は、機能のバランスが優れ、価格は比較的割安になるからだ。
全幅は1800mm前後と幅広いが、全長は4200~4500mm程度に収まり、市街地の取りまわし性を損なわない。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は2600~2700mmと全長の割に長く、後席を含めて居住空間にも余裕がある。そしてワイドな全幅と相まって、走行安定性や乗り心地も良好だ。
いろいろな機能が高いために、ミドルサイズのハッチバックは各ブランドの主力車種に位置付けられることが多い。そうなると競争も激しくなり、価格が割安になる。
日本国内では前述のように5ナンバー車が中心で、全幅のワイドなミドルサイズハッチバックは少数派だ。それでもスバル インプレッサスポーツやマツダ アクセラスポーツは以前から堅調に売れている。
この主力となるインプレッサがセダンのG4を含めてフルモデルチェンジを受けた。ライバル車のマツダ アクセラスポーツも7月に大幅な改良が施された。
トヨタのライバル車は、本来ならプリウスではなくオーリスだが、売れ行きが低調だ。ボディが1種類に限られることもあり、オーリスの販売台数はアクセラの50~70%にとどまる。
そこでプリウスを引き合いに出すことにした。1か月に2万台前後を売るほどの人気車だから、新車を買うユーザーの多くが意識する。インプレッサスポーツ、アクセラスポーツに興味を持つユーザーにとっても無縁の選択肢ではないだろう。
またインプレッサは自然吸気のノーマルエンジンのみだが、アクセラスポーツにはクリーンディーゼルターボが用意され、プリウスはハイブリッドだ。エンジンにもそれぞれ特徴があるので比べてみたい。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。