デミオ/アクア/フィットを徹底比較 ~ディーゼル vs ハイブリッドの3大コンパクトを検証~(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂 幸正
コンパクトカーにもディーゼルが加わり選択肢がワイドになった
今、話題のクルマといえば、先ごろ新型に切り替わった「マツダ デミオ」だろう。エンジンは1.3リッターのガソリンに加えて、1.5リッターのクリーンディーゼルターボも設定している。
エンジンやプラットフォームなどの走りに関係する技術が「スカイアクティブ」に一新され、走行性能を大幅にレベルアップさせた。
ちなみに1996年に登場した初代デミオは空間効率の優れたコンパクトカーで、車内が広く、シンプルな内外装も特徴だった。2002年に一新された2代目は、居住性と質感をさらに高めたが、2007年の3代目ではコンセプトを大幅に変更。全高は1500mmを下まわり、スポーティな外観と機敏な運転感覚を重視している。
この変更は、走りの楽しいクルマ造りをめざすマツダの新しい考え方に基づいており、前述の「スカイアクティブ」と呼ばれる技術シリーズも、これに沿って開発された。なので4代目の現行型は、3代目の進化版ともいえるだろう。
そこで今回のライバル比較だが、デミオは注目のクリーンディーゼルターボを搭載したXDツーリング Lパッケージ(199万8000円)を取り上げる。
ライバル車は、トヨタ アクア G“ブラックソフトレザーセレクション”(200万5714円)とホンダ フィットハイブリッド Lパッケージ(188万2286円)。この2車種は1.5リッターのハイブリッドを搭載して、価格はデミオ XDツーリング Lパッケージに近い。まさに格好のライバル同士だ。
アクアはトヨタの4系列ディーラーのすべてが扱い(全国に約4900店舗)、法人やレンタカーの需要も多い。月別の販売統計を見ると、今でも小型&普通車の販売トップに立つことが多い。そして2位がフィットだ。注目のコンパクトカー3車種が集まった。
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