ハイブリッドカー 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
1997年、初代プリウスの衝撃的なデビューからまもなく9年が経過する。プリウスは日本ではもちろん、アメリカでも大反響を呼んだ。ハリウッドスターの多くが愛用したことで、意外や「セレブステイタス」を持つまでに到った。
その後、トヨタのハイブリッドカー・ラインアップには、2001年に初代エスティマハイブリッドが加わり、昨年ハリアーハイブリッドとクルーガーハイブリッドが、今年レクサスGS450hが加わった。そして6月、新型エスティマハイブリッドがフルモデルチェンジした。トヨタのハイブリッド攻勢が、いよいよ本格的に現実のものとなってきたのだ。
ハイブリッドカーの付加価値は、プリウスが実現したエコロジー&環境性能におけるアドバンテージのみにとどまらず、動力性能志向のモデルも続々と登場してきた。ハイブリッドカーは、すでに次世代へと移行しつつあるのだ。
今回は、新型エスティマハイブリッド、レクサスGS450h、プリウスの3モデルをピックアップし、そのキャラクターの違いを検証することにしよう。
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