試乗レポート

フォード新型フィエスタ1.0 EcoBoost(エコブースト) 試乗レポート／石川真禧照(2/3)

公開日:2014/01/09 14:30 最終更新日:2014/01/09 14:30

筆者：石川真禧照
カメラマン：和田清志

フォード新型フィエスタ1.0 EcoBoost(エコブースト) 試乗レポート／石川真禧照

Ford Fiesta 1.0 EcoBoost(フォードフィエスタ 1.0 エコブースト)

フォード新型フィエスタ 1.0 エコブースト(Ford New Fiesta 1.0 EcoBoost)[ボディカラー：ホントマゼンタメタリック]

新型フィエスタ最大のウリは1.0 EcoBoost(エコブースト)エンジン

フォード新型フィエスタ 1.0 エコブースト(Ford New Fiesta 1.0 EcoBoost)

そして、パワーユニットだが、これが新型フィエスタの最大の特徴であり、ウリのひとつ。

エンジンは直列3気筒1.0リッターターボ。フォード独自のエコブースト技術を投入し、100ps、170N･mと、国産1.3リッターレベルを達成。トランスミッションもデュアルクラッチ技術を採用した6速パワーシフトATを搭載している。JC08モード燃費は17.7km/Lを達成した。

1グレードのみの設定で装備はかなり充実

今回新たに日本へ導入されたフィエスタは「1.0 EcoBoost」1グレード。装備はかなり充実している。

安全関係では、低速時自動ブレーキシステムやフォード独自の車両安定化技術、ニーエアバッグを含めた7つのエアバッグなどを標準装備。さらにリアビューカメラ、ヒルスタートアシストも装備されている。1リッターのスモールカーとしては十分すぎる装備といえる。

室内もダッシュボード中央に4.2インチのカラー液晶ディスプレイ、ドアポケットやカップホルダーなどをレッドで照らすアンビエントライト、デジタルオーディオプレーヤーやブルートゥース対応の携帯電話をクルマと接続すると、ボイスコマンド(英語のみ！)での操作が可能なドライバーコネクトテクノロジーも用意されている。

[次ページへ続く]

3気筒 1リッターターボとは思えないフレキシブルな走りに驚く

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筆者石川真禧照

1947年東京都生まれ。1970年日刊自動車新聞社入社。翌年同社退社後、フリーの自動車評論家となる。1982年「I.W.OFFICE」を設立し、自動車を中心としたメディア活動を開始。「自動車生活探検家」として、『GORO』『DIME』（小学館）、『HOT DOG PRESS』（講談社）、『カーセンサー』（リクルート）など多数のメディアで活躍、現在に至る。日本モータースポーツ記者会会員。日本自動車ジャーナリスト協会副会長。記事一覧を見る