竹岡圭のドライブvol.9 晩秋の西伊豆へ!(6/6)

竹岡圭のドライブvol.9 晩秋の西伊豆へ!
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狙うは一攫千金!

「ねぇ、土肥って言えば、金山じゃない?」と、次なる目標物を発見してしまったワタクシ。確か金山で砂金採りができると聞いたことがあったりするのを思い出したってワケなんです。これなら力仕事はお任せの私の力が発揮できそうでしょ?と、ホントに採れんの~?と疑惑顔のスタッフを尻目に、そそくさと目的地をセットしたのでした。

砂金採りにあたり、まずは金山の坑山のお勉強から。温泉が噴出す坑山の中は蒸し暑い。中でも、染み出してくる水をかきだすのがいちばんの苦行だったとか…。お勉強になります。とすっかり、知識を詰め込んだところで、いよいよ砂金採りへとチャレンジ開始です。

まずは、バンニング皿という砂金採り用のお皿で砂をすくい、水の中で左右に振って砂金を底に沈めます。砂金は比重が重いので、揺することで、どんどん下に沈むらしいので、砂金を静めたら、お皿を傾けて上に砂を流していくという寸法。これを何度も繰り返すと、最後に砂金が残るというワケなんですね。

というわけで、あれれの予想外の慎重さを要する作業だったりして…。エイヤーッと力任せの作業は比較的得意な私だけれど、こういう繊細な作業は…。でも、ここまできたら、絶対砂金ガッポリ採って帰ってやる!スタッフのみんなに「金銀パールプレゼント♪」してやるんだからぁ~ぁ~ぁ~と、気合だけは十分です。

開始5分…。早くも腰が痛い…。と思いつつ、制限タイム30分という中で、ひたすら頑張る私(意外とひたむきじゃん)。「30分間に30個以上砂金を採ると、免許皆伝ですよ~」というインストラクターのお姉さんの声に励まされつつ、頑張る頑張る。でも、どうやったら30個も採れるんだ~?あり得ない…。っていうくらい難しいんですよね。なんでも砂を底の方からググーッと掬い取るのがポイントみたいなんだけど…。お姉さんは1回すくうと、必ず1個は見つかるみたいんなんだけど、私の場合は、平均して2回に1個という感じ…。「リピーターの方も多いんですけど、30個以上とっていかれるかたもいらっしゃいますよ」なんて、言われると余計焦っちゃったりして。

で、結果は、お姉さんのサービスお助けもあって、12個もの砂金をゲットできたのでした!時価にして300円也。砂金採りチャレンジ料金が600円だから、遊び代を引いたらまぁ元は取れたかなって感じでしょ。

大もうけとはいかなかったけど(当たり前か)、これを早速携帯でパチリ。あとで、ストラーダにダウンロードして、スタッフを驚かせるのに恰好のネタができました!みんなの驚愕の顔がいまから楽しみです。

とすっかり、楽しんだところで、恒例のオヤツタイム。「ソフトクリームはさすがに雨だと寒いでしょう。なので、いいお店みつけておきましたよっ」と、いう心優しいスタッフの情報によると、伊豆長岡に「ふくやエマーユ」というロールケーキの有名なお店があるとか…。実は私、気管支炎などというものに生まれて初めてなりまして、数日前までゲホゲホしていたんですね。スタッフの心優しい気遣いに感謝感激ひとしおです…(編集部注:こじらせると原稿こないと困るんで…)。というわけで、またまたナビちゃんの助けを借りて、無事到着したのですが…。

「ごめんなさい。ロールケーキはもう売り切れちゃったんですよぉ」とのこと。なんでも一日に350~450本くらいは焼くそうなんですが、あっという間に売り切れてしまうそうで、予約は必須なんだそうです。あぁ残念…。 なんとか残っていたチョコレートケーキをゲットして、閉店間際のお店を後にお土産として持ち帰ることにしました。

ちなみにお味の方は…、甘すぎずと~っても美味!この見事な1本をなんと2日間でたったひとりで食べきれちゃったくらい。なおさらロールケーキが食べられなかったのが、心残りとなってしまいました…。まぁでもこれでまた、西伊豆に行く口実ができたと思えば、問題ナシですよねっ(砂金採り名人も目指さなきゃいけないし)。

さてと、今度はいよいよ冬将軍到来。どこへお出かけするとしますか~。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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