竹岡圭のドライブvol.9 晩秋の西伊豆へ!(4/6)
- 筆者: 竹岡 圭
オデッセイ本領発揮のワインディングロード
となると、待ち受けているのは、オデッセイ本領発揮のワインディングロードなのであります。ちなみにオデッセイのLはCVTと組み合わされているんですが、これが実にピタリとマッチング。曲率の違う複合コーナーの連続といった感じの箱根の山道も、アクセルペダルのオンオフに合わせて、どこからでも加速してくれちゃうって感じなんですよね。CVTは、レスポンスよくどこからでも加速してくれるから、中間加速の多い山道にはなかなかピッタリなチョイスなんですよね。
それにオデッセイは、ミニバンとは思えない1550㎜の全高が示すように、重心高が非常に低いので、切り替えしの多いワインディングでも、ヒヤッとすることなくクリアしていけるんですよ。もうこれはミニバンの感覚はまったくなくて、普通のセダンで走っている感覚に近いものがあります。
走りをすっかり堪能したところで、無事に第一目的地に到着。「ねっ。ここの水の色、やっぱり違うでしょ。ありえない不思議なキレイさで、なんだか吸い込まれそうな気分になっちゃうんだよねぇ~」なんて、ひとりぶつぶつ実況していたら、なんと雨が降ってきた! ダァレ?アメオトコハッ? なんて抗議してみても始まらないくらい雨が降ってきちゃったので、急遽室内レクリエーションに切り替えることにしました。
伊豆ってガラス工芸が有名なんですよね。なんでかなぁ~?って毎回思ってたんですけど、ガラスの元になる珪砂が、伊豆ではたくさん採れるんだとか…。で、ガラス工芸作家がたくさん移り住んだのが始まりなんですって。というわけで、ブッキーな私の懲りない挑戦というわけで、西伊豆で初めてオープンしたという吹きガラス工房「フォルナーチェ ファーロ」さんへお邪魔してみることにしました。
電話番号からナビにセット。しようとしたら、なんでもガイドブックに載っていたのは、個人登録の電話番号だったようで、そのままではダメみたい…。なので住所をインプットして目指してみることにしました。
「あぁ~恋人岬で超超超~願いを込めて鐘を鳴らすハズだったのに…。2005年も淋しかったらアメオトコ恨んでやるからぁ~ぁ~ぁ~」というむなしい雄叫びを残しつつ、賀茂村へ到着。ナビの地図スケールをアップして、ファーロを目指します。
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