目指したのは「4人乗りのコペン」ダイハツ キャストスポーツ 試乗レポート(4/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:小林岳夫・茂呂幸正
オプションのハイグリップタイヤ「ポテンザRE050」がもたらしてくれる楽しさと安心感
つまり、タイヤのグリップがクルマの限界を超えてくれるもんだから、何をどう頑張ったって挙動が破たんしないのだ。コペンゆずりのしなやかサスだって、タイヤがグリップでねじ伏せてしまう。コーナー進入から出口まで恐ろしいくらいに路面にビタ~っと張り付いてくれるんである。
しかもあまり整備もされていないようなローカルの林道にて、路面がめくれたり荒れたりしているのもサラっと乗り越え、山道で走る分には至極安心なタイヤなのだった。
ただし、開発陣に言わせると「やっぱり普通に高速道路なんか走るとロードノイズが出たりします」とのこと。そのためにタイヤに2種類のチョイスを持たせたのだとか。
走り好きなら、ハイグリップタイヤを選択すべし!
じゃあどっちがオススメなのよと聞かれれば、クルマ好きとしての推しはやっぱポテンザRE050を履いた本気バージョン。
実はこっそりホイールの仕様も変わるのだが、このホイールのデザインが凝っててイイのだ。もちろん機能的にもチョイ足しらしい。 街乗りが多く、クルマのデザインとコストを重視して選ぶならむろんノーマルで良し。 どっちのタイヤを選んでも、走りに個性の差はあれ楽しい。クルマの素性がいいから、選んで損なし。安心して楽しんでほしい。
[レポート:今井優杏]
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「ダイハツ キャスト スポーツ ”SA II”」[FF] 主要諸元
全長x全幅x全高:3395x1475x1600mm/ホイールベース:2455mm/車両重量:850kg/乗車定員:4名/駆動方式:前輪駆動(FF)/エンジン種類:インタークーラー付ターボチャージャー 直列3気筒 DOHC 12V ガソリンエンジン/総排気量:658cc/最高出力:64ps(47kW)/6400rpm/最大トルク:9.4kg-m(92N・m)/3200rpm/トランスミッション:自動無段変速機(CVT)/燃料消費率:24.8km/L[JC08モード燃費]/タイヤサイズ:165/50R16/メーカー希望小売価格:1,620,000円[消費税込み]
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