服部尚貴選手/今井優杏の「あなたの愛車教えてください!」(1/2)

服部尚貴選手/今井優杏の「あなたの愛車教えてください!」
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服部尚貴選手の愛車はなんと超個性タップリのBMW X6!

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今回のゲストは服部尚貴選手!1986年からという、非常に長いレーシングキャリアの中には、F1参戦の実績も!また、レースで培った確かな分析力から、スーパーGTでは「ドライビングスタンダードオブザーバー」として、レーシングアクシデントの解析をなさっています。

2010年はスーパー耐久に参戦中。現在はモータースポーツだけでなく、日本カーオブザイヤー選考委員としての顔も持ち、まさにマルチに活動されていらっしゃいます。そんな服部選手の愛車は、BMW X6でした。

―X6を選んだ理由を教えて下さい。

スタイルだね。特にリアのグラマラスさはたまらない。他にないでしょ、こんなカタチ。

―確かに、初めてフランクフルトモーターショーでX6を観たとき、あまりの斬新さに驚きました(笑)。

うん、あまりに個性的で日本じゃ登録台数もビビるほど少ないよね(笑)。だから誰ともカブらないし、目立ち度は抜群。だからこそ、変な所に停めておけないんだけどね。

―顔バレならぬ“クルマバレ”するリスクを冒しても、スタイリングは大事ですか?

だってクルマって、オーナーのライフスタイルを一番反映するモノでしょ?こんな仕事してる以上、ファミリーカーには乗れないから(笑)。やっぱ、インパクトのあるクルマに乗っていたいじゃん。

―以前もBMWに乗られていたと記憶してますが、2台続けて乗られた背景として、BMWにはどんな魅力があるんでしょうか?

うん、X6の前には7シリーズに乗っていたんだけど、BMWのクルマ作りには共感するところが多いね。これはX6だけじゃなくBMW全般に言えることだけど、どのモデルもきちんとドライバーズカーになってるところが最大の魅力。

こんなSUVタイプのクルマでも、後部座席優先ではなく、運転してて楽しめるクルマになってる。X6はこんなにどでかくて重いのに、四駆のデフ配分とサスペンションの組み合わせがちゃんと考えられてるから、見た目以上におもしろいんだよね。

一見ニブそうだけど、市街地でも高速でもコーナリングも気持ちよく付いてくる。ハンドリング含めて、乗っててワクワクするっていう感覚はやっぱり重要だと思う。

それから、搭載されているのは燃費方向に振った今風のツインターボなんだけど、実際のパワーに不足がない。欲しい時には充分出るし、ストレスは感じないね。というわけで、基本不満はないです。

―本当に?なんかないですか?

う~ん、強いて言うなら、後部座席の使い勝手は悪いね(笑)。わざわざ4シーターにしてあって、真ん中にコンソールが配置されてるから、子供を寝かせられないんだよね。そこだけが残念。

―ラゲッジに関してはどうでしょう?クーペスタイルなだけに容量が心配なんですけど。

いや、問題ないよ。そりゃ、あの車体にしては狭いけど、クーペスタイルが好きで買ってるから、納得してます。

だからさ、他のメーカーも、特に国産車も、これくらい変わったものを思い切って作る勇気を持ってもらいたいよね。だって売れてないじゃんって言われたら返す言葉はないけどさ(笑)

でもこんな特殊なクルマを作るチャレンジングスピリッツは大きく評価するところでしょ。

―それでは次もBMW?

実は近頃のBMWはイマイチ好きじゃないんだよね。

―うわ、ズバリ言いましたね!それはどうして?

BMWに原因があるんじゃなく、他メーカーががんばってるから、って感じ。BMWがもともと持ってるチャレンジング精神が、精彩を欠いてるというよりは埋もれてる感じはするよね。最近頑張ってると思うのは、フォルクスワーゲン系。アウディも含めて。

―その理由を教えて下さい。 

たとえばアシの作り方はここ数年で雰囲気がとてもいい。特にフォルクスワーゲンはいいね。オールマイティなんだよね。

ワインディングではライントレース性がよくて機敏に反応するのに、街乗りではしなやか、という両立がきちんと出来てる。尖ってる、個性がある、というわけではないけど、ドライビングプレジャーを見据えて作ってるよね。

速くはないけど、色んなシチュエーションに対応する使い勝手の良さという意味では、とても今風なクルマだと思う。

―じゃあ、次はフォルクスワーゲン? 

うん、ぶっちゃけX6はデカ過ぎたから(笑)、反動でゴルフGTIとか気になるね。子供がいるから4ドアは欲しいけど、X6とゴルフだったら、室内空間的には大差ないと思うし。

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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