服部尚貴選手/今井優杏の「あなたの愛車教えてください!」(2/2)

服部尚貴選手/今井優杏の「あなたの愛車教えてください!」
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メーカーにはまだまだ夢を売ってほしい!

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―服部選手といえば、シトロエンDSを所有されてることも有名ですよね?

もう買って7~8年になるかな?1950年に発表されたクルマなんだよね。だけどセミオートマだったり、ハイドロだったり、ステアリングの切り角に応じてヘッドライトの光軸が連動したりと、今のクルマじゃ普通の装備が、すでに取り入れられてる。

あの時代のシトロエンは一回つぶれちゃったんだけど、クルマ作りに相当お金と時間を投じてる。だって機械式のセミオートマなんて、そんな面倒なもの付けようなんて考えないでしょ、普通。

それなのにアクセル開度でクラッチ動かして・・・なんて面倒なことをやってるんだよね。そういうチャレンジ精神は、今のクルマにないトコロだと思う。そういうところがDSの魅力です。

―お話を伺ってると、“チャレンジ精神”のあるクルマがお好きなんですね?

そりゃ、クルマで今まで生きてきたから。

―では今のエコカーブームは納得できない?

そうでもない。ハイブリッドは今後すごく広がりのある分野だと思う。言い方悪いけど、今現在、ハイブリッドだったら車体がデカくてもエンジンがデカくても何でもOKみたいな風潮があるじゃない。

それを利用して、新しいモノが出てきてくれればそれは素晴らしいことだよね。たとえばCR-Zは本当に楽しめるハイブリッドの第一号だと思う。

俺は今の内燃機関がモーターに切り替わっても、ドライバーがコーナリングや速さを競う“レース”はなくならないと思ってるから。

―じゃあ、今のエコカーブームとも呼べる現象を悲観してないんですね?

ただ、メーカーにかっこいいクルマを作ってもらいたいとは思ってる。俺らはスーパーカーブームで育ってきてモータースポーツの世界に入ったから、スポーツカーがどんどんなくなっているのは残念なことだと思う。

子供にカッコイイと思ってもらえるクルマを作るのがメーカーの責任でしょう。売れるからセダン、売れるからミニバン、じゃなく、次の世代の夢や憧れの存在としてね。

だからトヨタがLF-Aとかハチロクを作ってるのは素晴らしいことだよ。GT-Rのある日産もそうだよね。対してホンダの現状は残念だと思う。

やっぱりフラッグシップは一台、持っておくべきじゃないかなと。そういうところ、メーカーも根本から考えて欲しいよね。実用性はそりゃ大事だけど、まだまだ夢を売ってくれないと。

今井優杏の「取材後記」

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現在スーパーGTを主催するGTAの一員としての顔も持つ服部選手。 「11月13日、14日、富士スピードウェイで開催される“スペシャルステージ”に是非来て下さい!」とのことでした。

この中で服部選手は『レジェンドカップ(仮)』を担当。これは日本のモータースポーツを牽引してきたOB達に思いっきりレースをしてもらおう、という企画で、元祖日本一速い男、星野一義氏や松本恵二氏、中嶋悟氏がガチンコで勝負する本気レースだそう。

「本当は俺も出たいくらいなんだけど、今回はまとめ役に甘んじます。だけど俺も出たいくらいのメンバーでやるから、楽しみにしてて下さい」と話して下さいました。

昔レースを好きだった人に、もう一回サーキットに足を運んでもらいたいとの気持ちから、鋭意企画中。詳細はまもなくスーパーGTオフィシャルサイトで確認できるそうです。

服部尚貴オフィシャルサイト http://www.teamnaoki.com/

スーパーGTオフィシャルサイト http://supergt.net/jp/

※撮影協力 レーシングパラダイス http://www.racingparadise.jp/

服部選手の趣味はラジコン!こちらのレーシングパラダイスは服部選手だけじゃなく、ラジコン好きのレーシングドライバーが集まるお店として有名です。これから始めたい方も、すでに好きな方も要チェック!

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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