BMW X5 試乗レポート(2/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
直噴化し出力と燃費を向上させたツインスクロールエンジン
今回試乗したBMW X5 xDrive35iに搭載される「N55B30A」というエンジンは、最高出力225kW(306ps)/5,800rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,200~5,000rpmを誇る。
同エンジンは既に535iや335iに採用されている3リッターユニットで、「BMWツインパワー・ターボ・テクノロジー」「高精度ダイレクト・インジェクション・システム」などを採用。
現時点でBMWには2種類の3リッターターボエンジンがある。Z4などに搭載される「N54B30A」はツインターボだが、X5はシングルターボでツインスクロール、かつ直噴という最新の仕様だ。
さらに従来の6速ATに替えて、最新の8速ATが与えられた。
もちろん最近BMWが盛んにアピールしているマイクロ・ハイブリッド・テクノロジー(ブレーキ・エネルギー回生システム)も導入するなど、より少ないエネルギーで、より高い性能を可能にするという「Efficient Dynamics」(エフィシェント・ダイナミクス)の理念に基づいた技術の数々が惜しみなく投入されている。
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