よりSUVらしく生まれ変わったBMW 新型 X1「xDrive20i xLine」を速攻試乗(3/3)
- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:茂呂幸正
スポーツモードよりコンフォートモードが似合うキャラクター
車検証によれば、前後軸重配分はフロントが930kg、リアが730kgで、さすがに50:50とはいかない。ゆえに記憶の中にある旧型と比べると、ステアリングを切った瞬間にノーズの重さを感じる。コーナーでは速度に応じて後輪にも駆動力を回すものの、後輪駆動ベースの旧型のような、路面を蹴るほどの感触ではない。あくまでモダンな横置きエンジンSUVの走りだ。
ドライブモードをECO PROやコンフォートからスポーツに切り替えると、乗り心地はややゴツゴツし、ステアリングは重くなるので、ノーズの重さがさらに気になる。たしかに身のこなしはクイックにはなるものの、ECO PROやコンフォートモードのほうが、乗り心地を含めて自然であり、X1のキャラクターにふさわしいと思った。
BMW 新型 X1「xDrive20i xLine」[4WD] 主要諸元
全長x全幅x全高:4455x1820x1610mm/ホイールベース:2670mm/車両重量:1660kg/駆動方式:/オンデマンド式インテリジェント4輪駆動システム「xDrive」(4WD)/エンジン種類:直列4気筒 DOHC BMW ツインパワー・ターボ・ガソリン 直噴エンジン/総排気量:1998cc/最高出力:192ps(141kW)/5000rpm/最大トルク:28.6kg-m(280N・m)/1250-4600rpm/トランスミッション:8速オートマチックトランスミッション/0-100km/h加速:7.4秒(欧州値)/燃料消費率:14.6km/L[JC08モード燃費]/タイヤサイズ:225/50R18/メーカー希望小売価格:4,920,000円[消費税込み]
撮影車には「BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム」(61,000円)/「デビュー・パッケージ」[内訳:コンフォートパッケージ(オートマチック・テールゲート・オペレーション/スライディング・リア・シート/リア・シート・バックレストのリリース機能)/ハイライン・パッケージ(パーフォレーテッド・ダコタ・レザー・シート/ファインライン・ストリーム・ウッド・トリム/パール・グロス・クローム・ハイライト)/BMW Individual アンソラジット・ルーフ・ライニング](374,000円)/「アドバンスド・アクティブ・セーフティー・パッケージ」[BMWヘッドアップ・ディスプレイ/ドライビング・アシスト・プラス-ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)](155,000円)/「電動フロントシート」(128,000円)/「メタリック・ペイント」(93,000円)、合計811,000円のオプション等を追加装着
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