BMW 新型5シリーズが登場!新たに運転支援システムを採用したほか、ガソリン、ディーゼル、PHVと多彩なエンジンラインアップに!
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7代目 新型5シリーズ登場!
1972年に初代モデルが登場してから44年、独BMWは7代目となる同社の中型セダン、新型5シリーズを発表した。
Eクラスにも引けを取らない運転支援システム搭載
現行モデルのF10系から6年ぶりにフルモデルチェンジが行われた新型5シリーズは、新たに運転支援システムが採用され、ライバルであるメルセデス・ベンツ 新型Eクラスに対抗する形となった。
新型5シリーズでは、ブレーキ作動付きのレーダーを利用した接近コントロール警告を含むアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)や、これに連動してアクセルやステアリング操作まで自動化する「レーン・チェンジ・アシスタント」や「レーン・キープ・アシスタント」機能などを搭載。さらに、同社のフラグシップモデルである7シリーズで初採用した「リモート・パーキング・システム」も備えている。
先代から若干のサイズアップも、100kgの軽量化を実現
気になる新型5シリーズのボディサイズは、全長4935×全幅1868×全高1466mm、ホイールベース2975mm。先代モデルからは全長+36、全幅+6、全高+2mm。ホイールベースは+7mm。さらに、素材には高張力鋼やアルミニウム、マグネシウムが用いられ、先代5シリーズよりも最大で100kgの軽量化を実現している。
エクステリアは、BMWの象徴的デザインであるキドニーグリルが、空気抵抗を削減するアクティブシャッターとして機能するほか、ボディ全体にもエアカーテンやエアブリーザーなど、多くのエアロダイナミクステクノロジーを採用し、ボディの周囲やそこを通り抜ける空気の流れが最適化されている。
快適な室内空間
インテリアは、センターパネルがドライバー側に若干傾けられ、ドライバー重視のコクピットを演出。中央には10.25インチのワイドディスプレイが備わり、最新バージョンのインフォテインメント・システム「iDrive」は、ジェスチャーや声にも反応する。
また、室内は防音材を豊富に使用しており、静かな空間を作り出すほか、リアシートにはマッサージ機能も装備され、快適なドライブを演出する。
ガソリン、ディーゼル、PHVと多彩なエンジンラインアップ
新型5シリーズのパワートレインのラインアップは多彩で、ガソリンターボエンジンでは、2.0リッター直列4気筒(252ps)の「530i」、3.0リッター直列6気筒(340ps)の「540i」を、ディーゼルターボエンジンには、2.0リッター直列4気筒(190ps)の「520d」、3.0リッター直列6気筒(265ps)の「530d」を設定。組み合わされるトランスミッションは、8段オートマチックで、一部モデルではAWDシステム「xDrive」も組み合わされる。
さらに、トップパフォーマンスモデルとして462ps/650Nmを発揮する、4.4リッターV型8気筒ガソリンツインターボ搭載の「M550i xDrive」のほか、電気モーター(合計252ps)を搭載するプラグインハイブリッドの「530e iPerformance」も設定される。
新型5シリーズは2017年2月より、「530i」「540i」「520d」の3機種が欧州よりデリバリー開始予定。その後、3月からは、「530d」、「530e iPerformance」、「M550i xDrive」などが追って導入される予定。
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