BMW 335iクーペ DCT 試乗レポート(3/3)

  • 筆者: 菰田 潔
  • カメラマン:島村 栄二
BMW 335iクーペ DCT 試乗レポート
フロントスタイリング リアスタイリング フロントビュー リアビュー サイドビュー インパネ フロントシート リアシート メーター パドルシフト シフト 画像ギャラリーはこちら

実はエコなトランスミッション・DCT

シフト

エンジン回転数を上げなくても太いトルクを発揮できる335iのパラレルツインターボエンジンとの相性は非常に良い。エンジンとよりダイレクトにつながっているから、100rpmちょっとの低い回転数でもエンジンが発揮する力をそのまま駆動輪に伝えられるからだ。

ターボエンジンの特性は、回転がある程度ラフに上昇した方がターボが効きやすい特性を持っているが、335iの直列6気筒3リッターエンジンは、1,2,3気筒と4,5,6気筒をそれぞれ別の小さなタービンが担当しているから、ターボラグをほとんど感じない。だからダイレクトにつながるダブルクラッチ式でも相性が良いのだ。

7シリーズや5シリーズ、6シリーズ、X5、X6と同じように335iもシフトバイワイヤーになったことで、シフト操作は手首のスナップを利かせるように短いストロークで操作できる。さらに駐車してエンジンを止めるときにも、ギヤが入っていてもそのままエンジンをオフにすれば自動的にPレンジに入れてくれる。ここでも無駄な燃料を使わないで済むからエコな運転ができる。

335iクーペとカブリオレにはマイナーチェンジ後は新しいiDriveが装着されている。これまでよりiDriveビギナーにも判りやすいように解説が表示されるようになった。イチバンの特徴はモニター画面がきれいになったことで、きめの細かいより美しい画像でナビを見ることができる。

BMWの最新技術を満載した335iクーペは、そのカッコよさにさらに磨きをかけた感じだ。

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菰田 潔
筆者菰田 潔

学生時代から始めたレースをきっかけに、タイヤのテストドライバーになり、その後フリーランスのモータージャーナリストに転身。クルマが好きというより運転が好きなので、その視点でクルマの評価をしている。日本自動車ジャーナリスト協会副会長。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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