BMW 新型 1シリーズ 海外試乗レポート/西川淳(2/3)
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- 筆者: 西川 淳
- カメラマン:BMW
1シリーズ、ついに8速AT搭載へ
ガソリンエンジン2種類は、ついに直噴1.6リッターのツインスクロールターボとなった。出力の違いによって、116i=136psと118i=170psに分かれる。
本国ではもちろん6MTがスタンダードで、試乗車もそうだったけれども、日本仕様は現地オプションの8ATがメインとなる。1シリーズも8段だ。
ドライビングダイナミクスでクラスナンバー1を死守。そのために、シャシーの鍛えを入念におこなった。サスペンション形式こそ従来モデルと変わらないが、ボディサイズアップへの対応とシャシー性能そのものの向上のため、ワイドトレッド化やバンプラバーの追加、サポートベースの剛性アップ、フロントアクスルの軽量化など、慎重なリファインが実施されている。
そのシャシーだが、ノーマルタイプのほか、10mmローダウンとなるMスポーツシャシー(日本でもオプション設定)やダンピングを任意に変えることのできるアダプティブMサスペンション仕様(日本採用は未定)も用意された。
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