アウディ Q5 試乗レポート(4/4)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:小宮 岩男
スペックではもはや非の付け所がないアウディ Q5
アウディ好きはメカニズム好きが多いと聞いている。
中でもおススメなのが、自分好みに“走り”をセッティングできる“アウディドライブセレクト”(オプション)というシステムだ。
こちらは、エンジンマネージメント、Sトロニック、ダンピングコントロール、ステアリングギア比、車速感応パワーステアリングを、コンフォート→オート→ダイナミックと、好きにアレンジできる機能で、2.0TFSI、3.2FSIどちらもオプション装着が可能である。
例えばインディビデュアルモードで、ステアリングはダイナミックだけれど、ダンパーはコンフォート。なんていう具合にバラバラに組み合わせることも可能なので、自分にピッタリとマッチした走りが作り出せるのである。
まぁちょっとしたオーダーメイド感覚だ。ちなみに「3台3種類の走りを1台で実現した」とはアウディの弁。
やはりこういったシステムは、メカニズム好きのユーザーにとっては、たまらない機構なのかもしれない。
さて、近頃のクルマといったら必ず話題になるのが「燃費性能」だ。
アウディが言っているプレミアムミッドサイズSUVの中では燃費性能がトップなのはいうまでもなく、同じような位置に分類できるセダンと比べても燃費が格段に良いときた。
オマケにパワフルだというのだから文句ナシ。
まさにSトロニック様々なのだが、これだけ燃費がよければ街乗りの普段使いでも十二分に使えると言っていい。
無敵かと思われるQ5のライバルはと言えば、BMW X3、メルセデスベンツ GLKとなる。確かにスペックだけ並べると、Q5の方がトルクは大きいし、0-100km/hは速いし、最高速度も速いクセに、燃費はいいし、CO2の排出量は少ないと、非の付け所がないのは事実。
ただし、その差も日常使いなら吸収されてしまうくらいの差だと思うので、どちらかと言えば個人的には、そのクルマが持つ世界観や使い勝手でチョイスしたほうがいいように思う。
世界観というか雰囲気的にはオフロードよりのものから、GLK→X3→Q5となるのだと思うが、このX3とQ5の間の差は結構大きいように思えた。そういった意味では、セダンやワゴンの亜流くらいに考えてチョイスしてもいいといったタイプの1台と言える。
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