ステーションワゴンでもセダン同様スポーティなアウディ 新型 A4アバント 試乗レポート(3/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:和田清志
先代比最大マイナス50kgの軽量化により、トルクフルでパワフルな走り
肝心の走りだが、これもウワサに違わずかなりイイ。
A4セダン自体が先代比よりも相当に走りの質感を上げてきていたので、今回のモデルチェンジには大いに期待していたのだが、Avantもまた軽快かつしっとりした絶妙のバランスを見せてくれた。
軽快なのには理由があって、今回のモデルチェンジでは軽量化が大きなポイントになっている。
そう、モデルチェンジしたA4は、セダンもAvantもものすごくスポーティーなのだ。
ラグジュアリーというよりも、とにかくハンドリングが楽しい。もう少し踏みたくなるし、もう少し遠くに行きたくなる。そのドライバーの意志をきっちり汲み取って、パワフルにクルマを前へ前へと進めて行く。
さらに言うなら、セダンよりもAvantのほうがお尻がしっかり接地している感覚もあったため、セダンよりさらにコーナーの後半、立ち上がっていくときに挙動が安定する。おそらくCピラー以降がセダンよりも重いための恩恵なのだが、このフィールを味わってさらに思いは強くなった。やっぱ、A4はAvantが好みかも、と。
[レポート:今井優杏/Photo:和田清志]
Audi NEW A4 Avant 2.0TFSI quattro[4WD] 主要諸元
全長x全幅x全高:4735x1840x1455mm/ホイールベース:2825mm/車両重量:1680kg/駆動方式:quattro(クワトロ:フルタイム4WD)/乗車定員:5名/エンジン種類:直列4気筒 DOHC インタークーラー付ターボチャージャー ガソリン直噴エンジン/総排気量:1984cc/最高出力:252ps(185kW)/5000-6000rpm/最大トルク:37.7kg-m(370Nm)/1600-4500rpm/トランスミッション:7速Sトロニック(デュアルクラッチ式)トランスミッション/燃料消費率:15.5km/L[JC08モード燃費]/タイヤサイズ:225/50R17/6,260,000円[消費税込み]
※試乗・撮影車は「オプションカラー(タンゴレッドM)」85,000円/「レザーパッケージ」(ミラノレザー/デコラティブパネルウォルナットブラウン/エクステリアミラー電動調整&格納機能・自動防眩・メモリー機能・ヒーター機能/フロント電動調整機能/ドライバーサイドメモリー機能/フロントシートヒーター)450,000円/「Bang&Olufsen 3D アドバンスドサウンドシステム」170,000円/「マトリクスLEDヘッドライトパッケージ」(マトリクスLEDヘッドライト/LEDリアコンビネーションライト/LEDインテリアライティング/ヘッドライトウォッシャー/バーチャルコックピット)340,000円等のオプションを装着。
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