ステーションワゴンでもセダン同様スポーティなアウディ 新型 A4アバント 試乗レポート(2/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:和田清志
そのエアコンの操作パネルはじめ、水平基調のダッシュボードの中に必要最小限のスイッチ類を置いているから、ファッション性だけでなく、実際に使い勝手も向上しているのは喜ばしい。
このシンプル化を叶えたのはアウディに搭載されるMMIナビゲーションシステムで、タブレットのようなフレームのない画面内にはナビゲーションはもちろんのこと、最近話題のApple Carplay(USBを介して、iPhoneのアプリを画面に表示・操作できる)、ドライブセレクト、その他車両情報などが集約されている。そのため、雑多なボタン類をゴチャゴチャと外に出さなくても、センターコンソールに置かれた少しのダイヤルとトグルスイッチ、ボタンで情報や機能を階層的に掘り下げて行くことが出来るようになったというわけだ。
このセンターコンソールに置かれるコマンド類は他の欧州メーカー、たとえばBMWやメルセデス・ベンツも採用しているが、やっぱりその配置の洗練度で言えばアウディの圧勝といったところ。
さらに、アウディにはTTから、バーチャルコックピットというキラーコンテンツが加わった。
これこそが先進感のファンタジスタ・アウディが最も推しに推しまくる次世代メータークラスターで、ソコにナビをそのまんま表示させるというもの。
体感するとその便利さ、使いやすさ、そして画面の美しさに息を呑む。
ちなみに、対向車や前走車には照度を下げ、それ以外は明るく照らし出すという「マトリクスLEDヘッドライト」、流れるウインカーこと「LEDリアコンビネーションライト」、室内も明るく、の「LEDインテリアライティング」、そして「ヘッドライトウォッシャー」とこの「バーチャルコックピット」がセットオプションで34万円というプライスタグなのだが、この選択がもう、まことに絶妙。
イマのアウディを買うならコレ付けんと意味ないやん!な、どれも捨てオプションなしの、コアなセレクトになっている。是非付けて欲しい。ちょっとお値段張りますが。
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