アウディ エコドライビング体験レポート(2/5)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
道中で「A3スポーツバック 1.4TFSI」の実燃費を測定
朝8時、昨年オープンしたアウディ豊洲で今回我々と一日を共にするA3 スポーツバックと対面。
栃木県のGKNテストコースを目指し、走り出す。しばらく都内の一般道を走り首都高へ。行きはあえてあまり燃費を意識せず、ふだんやっているとおりに運転。
といっても、普段から比較的エコドライブが染み付いているので、それほど燃費は悪くないと思いつつ・・・。
短い距離だが、一般道での平均燃費は10km/Lをわずかに下回るような感じ。朝の時間帯とあって、首都高はけっこう混んでいる。そして東北道に乗り、朝の通勤で比較的クルマが多い流れの中、100km/h巡航で栃木ICを目指す。
東北道を下りるまでの間、平均燃費はMAXで14.8km/Lをマーク。良い数字だと思う。
しばらく一般道を走行して、GKNテストコースに到着。ブリーフィングでは、環境への総合的な話や、アウディの取り組みが伝えられた。
主な話題としては、CO2は快適になる程増えて太陽の熱を吸収することから、地球温暖化を引き起こす要因となっていること。
それを抑えるために、日常生活においてもエアコンの設定温度を下げること、待機電力をストップすること、日本のCO2の総排出量の20%は自動車で、そのうち50%が乗用車であることなどが伝えられた。
それに対しアウディでは、FSI技術により完全燃焼を図り、ガソリンを効率よく使うこと、駆動力をよりロスなく伝えるSトロニックの採用などにいちはやく着手。さらに近年、過給機を組み合わせながら、エンジンダウンサイジングを積極的に進めている。
たとえばA3スポーツバックのエントリーモデルは、従来は1.6Lの自然吸気エンジンだったところ、1.4L直噴ターボとされた。これにより燃費は30%向上、CO2は23%低減させることに成功している。
出力も向上しており、トルクはほぼ1.35倍となり、しかもそれを1500rpmという低回転から引き出しているのだ。
その他、ASFによる軽量化やエアロダイナミクスの追求、消費電力だけでなく、視認性や耐久性にも優れるLEDの積極採用、インゴルシュタットの工場では、雨水を溜めて車両生産などに使う水の消費量を69%減らしたことなどが伝えられた。
さらに、アウディの考えるエコドライビングは、あくまでSafty>Ecologyであり、エコドライビングとスポーツドライブは同じベクトルで捉えていることが伝えられた。
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