アウディ エコドライビング体験レポート(5/5)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
燃費に優れダイレクト感も味わえるSトロニック
そして午後は、「ダイナミック・プレゼンテーション」の時間。アウディA3スポーツバックを用いて、
●スポーティネス:スキッドパッド
●ダイナミックサスペンション:Wレーンチェンジ
●Sトロニック:周回路+シケイン
という3つのステージで、走行性能の高さを体感するプログラムだ。
スキッドパッドでは、リアタイヤのグリップを有効に使った、FF車とは思えない優れたハンドリングや、それにESPが加わると、狙ったラインをトレースしやすくなるかを、Wレーンチェンジでは、その制御の素早さを実感した。エコ性能だけでなく、走行性能や安全性能も一級品である。
さらに、周回路に設定されたコースで、Sトロニックならではのパフォーマンスを体感。
近年、アウディ車のひとつのアイデンティティとなっているSトロニックは、伝達効率に優れるというエコの側面と、ダイレクト感のある素早いシフトチェンジというドライビングプレジャーの側面を併せ持っている。
シフトノブをDレンジから左に倒すとマニュアルモードに移行し、手前に引いて「-」に操作すると、軽やかにブリッピングして適切なエンジン回転数に合わせて瞬時にシフトダウン。
前方に押して「+」に操作すると素早いレスポンスで、加速Gを途切れさせることなくシフトアップ。シフトダウンはまだしも、シフトアップで”楽しい!”と感じさせるクルマは稀だと思う。
もちろんDレンジ(=オートマチックモード)のままでも、この雰囲気をイージードライブのまま味わうことができる。しかも一連の駆動伝達ロスが非常に小さいので、燃費にも優れるわけだ。
帰路は、この日に会得したスキルを駆使しつつ、楽しみながらエコランを意識して走行。東北道の起点近くで、平均燃費の表示が17.0km/Lを超えたこともあったほどだった。
より少ない燃料から大きなパワーを生み出すTFSIエンジンに、ツインクラッチ機構による優れたドライバビリティと高効率を実現したSトロニックを、軽量・高剛性かつ空力に優れるボディに搭載し、手頃なサイズにまとめたのが、アウディA3スポーツバックというクルマ。
その実力をつぶさに体験して唸らされるとともに、「絶えず一歩先の答えを求め続ける」というアウディの“Total Efficiency”が、我々の社会にもたらすであろう有益性を垣間見た次第である。
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