喉が渇いたらエンジンオイル飲め!? 007に登場したボンドカー以外の気になるクルマたち

画像ギャラリーはこちら

前回はダニエル・クレイグ主演の007第1弾であるカジノ・ロワイヤルに登場するボンドカー以外のクルマをチェックしましたが、今回は第2作目の「慰めの報酬」に登場するクルマを要チェックしてみます。もちろん今回もストーリーには目もくれず、登場したクルマを中心にご紹介しますよ!

>>007に登場したかっこいいクルマたちの内装もチェック!

目次[開く][閉じる]
  1. 今作品のボンドカーも“アストンマーティン DBS V12”
  2. 黒塗りの高級車はアルファロメオ159
  3. 水素で動くフォード車が登場
  4. 今回は日本車も多く登場!(脇役だけど)
  5. そういえば、燃料電池自動車だったのでは……?
  6. まとめ

今作品のボンドカーも“アストンマーティン DBS V12”

とはいえ今回もボンドカーには少し触れておこうと思います。

今回も、前回に引き続きアストンマーティン DBS V12がボンドカーというポジションになりますが、映画開始早々のカーチェイスシーンで登場。前回はこれといったカーチェイスシーンもないままゴロンゴロンと横転しまくっただけの悲運のボンドカーでしたが、今回は活躍が見込まれます!

しかし、いきなり撃たれまくって蜂の巣となり、左ドアはトラックに持っていかれるという何ともぞんざいな扱いで、ボンドカーに見られた特殊なギミックもなし。満身創痍(まんしんそうい)で目的地に滑り込んだ後は最後まで登場しないというまたもや残念な扱いとなりました。

黒塗りの高級車はアルファロメオ159

そんな冒頭のカーチェイスシーンでは、舞台がイタリアということもあってか相手役のクルマ2台はアルファロメオ159。しかし、1台はトラックと正面衝突、もう1台も崖から転落するという悲しい末路に……。ちなみに現地警察の車両としてもアルファロメオが登場しますが、やはりイタリア=アルファロメオというイメージは海外でも強いのでしょうかね?

水素で動くフォード車が登場

ハイチのシーンで今作のボンドガール、カミーユが初登場するシーンでは、ゴールドのフォード Kaに乗って登場します。今回もフォードが協賛していることで新型(当時)Kaのティザーも兼ねた登場だったのですが、気になるのはボンネットに貼られた「Hydrogen」の文字が!

そう、実はこのKa、水素を燃料とする燃料電池自動車という設定で、よくよく耳を澄ますとエンジン音ではなく、キーンという独特のモーター音がしているのです。

この車両、今作の敵役であるドミニクが運営するNPO法人「グリーン・プラネット」の車両であり、表向きはグリーンエコロジーをうたった組織であるために、こういう設定となった模様。ちなみにドミニクが移動の時に乗っているSUV、フォード エッジも同様に燃料電池自動車という設定になっていました。

今回は日本車も多く登場!(脇役だけど)

前作では背景の一部レベルでしか登場しなかった日本車ですが、今回は登場回数が増えています。まずはハイチ共和国で燃料電池自動車のフォードKaに乗って走行するシーンでは、背景に100系カローラやEK型シビック、B14型サニーなどを見つけることができます。

ハイチのスラム街はあまり治安が良くないとも言われており、登場する日本車もパネルの色が全然違っていたり、レンズが割れたままだったりとかなりの無法地帯っぷりを醸し出しています。

そして、ボリビアでは空港からホテルまで向かうために乗ったタクシーがU12型ブルーバード。リアには「1.8SE saloon」のエンブレムも確認することができました!

そういえば、燃料電池自動車だったのでは……?

ストーリーも終盤、ボンドが敵役のドミニクが乗ってきたフォード エッジを奪ってドミニクをトランクルームに押し込み、砂漠の真ん中に放置するシーンがあるのですが、そのときにトランクルームからエンジンオイルの缶を投げつけ「喉が渇いたら飲め」と言うのです。

これはドミニクの手下に、ボンドが関係を持った女性が石油まみれにされて殺されたことの復讐も兼ねているわけなのですが、そもそもそのクルマって燃料電池自動車じゃない? だったらエンジンないからエンジンオイル積んでる必要なくない?? と思ってしまったのはここだけの話にしておきましょう。

まとめ

ということで、今回も極力ネタバレを避けてクルマのみを追いかけた007慰めの報酬の振り返りでした。これ以外にもいろいろなクルマが登場しているので、すでに見たことがある人も「他にはどんなクルマが登場してるのかなー?」というような感じで見ていただくのも面白いかもしれませんよ!

[筆者:小鮒 康一]

アストンマーティン/DBS
アストンマーティン DBSカタログを見る
新車価格:
3,246.6万円3,582.3万円
中古価格:
1,630万円2,070万円
アルファ ロメオ/アルファ159
アルファ ロメオ アルファ159カタログを見る
新車価格:
421.1万円591.9万円
中古価格:
26万円265万円
フォード/Ka
フォード Kaカタログを見る
新車価格:
165万円165万円
中古価格:
28.7万円68万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

小鮒 康一
筆者小鮒 康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後に急転直下でフリーランスライターへ。国産旧車に造詣が深いが、実は現行車に関してもアンテナを張り続けている。また、過去に中古車販売店に勤務していた経験を活かし、中古車系の媒体でも活動中。最近では「モテない自動車マニア」の称号も獲得。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

アストンマーティン DBSの最新自動車ニュース/記事

アストンマーティンのカタログ情報 アストンマーティン DBSのカタログ情報 アストンマーティンの中古車検索 アストンマーティン DBSの中古車検索 アストンマーティンの記事一覧 アストンマーティン DBSの記事一覧 アストンマーティンのニュース一覧 アストンマーティン DBSのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる