2013-2014 日本カー・オブ・ザ・イヤーが「VW ゴルフ」に決定! ~輸入車初の受賞、VGJ庄司社長に独占インタビュー!~(1/2)
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:オートックワン編集部
日本カー・オブ・ザ・イヤー34年の歴史で初の快挙
自動車評論家や文化人などで構成される60名の選考委員と、紙・Web媒体の実行委員等から成る団体で構成される日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は2013年11月23日、「2013-2014 日本カー・オブ・ザ・イヤー」開票式と表彰式を開催した。
11月5日に選考された「10ベストカー」10台の中から選出された、今年のNo.1『2013-2014 日本カー・オブ・ザ・イヤー』には、なんと34年の歴史の中でも初の快挙となる輸入車「フォルクスワーゲン ゴルフ」が受賞した。
「歴史の節目での受賞には大きな意味がある」VGJ庄司社長に独占インタビュー!
オートックワン編集部では、2013-2014 日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた「ゴルフ」の輸入元であるフォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社の庄司 茂 代表取締役社長に、表彰直後の興奮冷めやらぬ中での独占インタビューを試みた!
オートックワン(以下AC1):輸入車初の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞、おめでとうございます! 受賞に際して率直なご感想を。
VGJ庄司社長(以下S):ありがとうございます。1953年に、当時の輸入元であるヤナセさんがフォルクスワーゲン ビートルの輸入を始めてから、ちょうど60周年という節目の年に大きな賞を頂いたということは、何か大きな意味を感じてしまいます。
それは60年の歴史のなかで、フォルクスワーゲン車の販売に携わってきた全ての方々の想いや努力の上での受賞だと思います。
AC1:2位以下を大きく離しての得票数でした。
S:得票数もそうですが、何より60名の選考委員の中で、誰ひとりとして0点をつけた方がいなかったことに感謝しています。
自動車評論家からデザイナー、音楽プロデューサー、DJなど、様々な職業、様々な視点を持つ選考委員が、いろんな方向から見てもらっての評価が何より嬉しいです。
ゴルフは「生意気なほどパーフェクト」
AC1:庄司社長にとって、ゴルフ7とはどんなクルマでしょう。
S:「生意気なクルマ」です。明らかに運転している僕より優秀で(笑)、全ての面においてパーフェクト。なにをやっても安心なんですから。1点に秀でているのではなく、全方位、総合得点で上に上がれる名選手ですね。
AC1:少し気が早いですが、2014年のフォルクスワーゲンについて聞かせてください。
S:東京モーターショーでもお見せしているゴルフのバリエーション「ゴルフ ヴァリアント」や「ゴルフ R」などでシリーズの更なる強化を図ります。そしてeモビリティの元年として、なんとか2014年中にEV(電気自動車)「e-up!」「e-ゴルフ」を日本市場にも導入していきたいです。
AC1:フォルクスワーゲンが造るEVはどんなクルマですか?
S:今までの電気自動車とはまた違うクルマです。音も静かで、走りの良さも違います。フォルクスワーゲンが造るとEVもやはりこうなるんだな、と感じました。まさに「ゴルフ」などフォルクスワーゲン車の設計思想の延長線上にあるクルマです。ぜひ1日も早く乗って頂きたいです。
AC1:楽しみにしています!
2位に131ポイントの差をつけてのダントツ1位を獲得
フォルクスワーゲン ゴルフの得票数は、実に504点を獲得した。これは凄いことだ。
「2013-2014 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に投票する選考委員1名あたりの持ち点は25点。そのうち必ず1台には最高得点10点を投票し、残りの15点も必ず4台に配点するルールとなっていて、これを60名の選考委員が投票する。仮に全員が同じクルマに10点を入れたとしても、最高で600点なのだ。ゴルフのダントツぶりが分かる。2位に131点もの差をつけての受賞だったのだから、文句なしの1等賞なのだ。
次ページでは、オートックワンでもお馴染みの評論家の方々に、その評価ポイントを聞いてみた。
[次ページへ続く]
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