フォルクスワーゲン 新型ゴルフ(ゴルフ7)試乗レポート/国沢光宏(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:オートックワン編集部
いよいよ6月25日(火)に、日本でも販売が開始されるフォルクスワーゲン新型ゴルフ(ゴルフ7)。ゴルフ史上最高の燃費21.0km/Lを実現し、多くの先進安全装備をそなえるなど、激戦のCセグメント本命車の登場だ。今回レポートをお届けするのは、Cセグメントライバル車となるメルセデス・ベンツ「Aクラス」、ボルボ「V40」のレポートにも登場していただいた国沢光宏さんデス!
ついにゴルフ7が日本に入ってきた。早速試乗といきましょう!
まず1.4リッター140馬力のハイラインから。
プリウスの以外のハイブリッド車なら真正面から勝負できる
Dレンジをセレクトしてアクセルを踏むと車重が軽くなったためだろう、先代より一段とパワフルに感じる。このエンジン、考えてみれば2.4リッターのターボ無しに匹敵するくらいのトルクを持つので、速くて当然か。ちなみに、欧州仕様の最高速は212km/hとのこと。
そして、気になる気筒休止だけれど、乗っていて全く解らない。インパネを見ると頻繁に2気筒モードとなっているが、不快な振動の類も無く、アイドリングストップからの始動もストレス無し。
流れの良い一般国道で走らせると、コンスタントに20km/L以上で走るのだから驚く。街中だって15km/L近く走ってくれます。プリウス以外のハイブリッド車なら真正面から勝負できるほど。
前評判の高い乗り心地は「素晴らしい!」としか言えない。サスペンションが滑らかに動いている。ベンツならEクラス。BMWだと5シリーズに匹敵する滑らかさを持つのだから凄い!
かといって柔らかいのかといえば、そんなことない。コーナーをハイスピードで走ったってドッシリ安定しているのだった。日本車から乗り換えたら思わずウナってしまうことだろう。
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