2010年9月度販売ランキング/松下宏(1/3)
- 筆者: 松下 宏
1位~10位:1位はやはりプリウス、2位以下は軽自動車が台頭する兆しも
※()内は販売台数
1位:プリウス(27,249)/2位:タント(18,583)
3位:ワゴンR(16,661)/4位:フィット(14,622)
5位:ムーヴ(13,527)/6位:フリード(11,939)
7位:カローラ(10,990)/8位:ヴィッツ(10,096)
9位:ミラ(9,438)/10位:アルト(9,163)
9月の新車販売ランキングでも、「トヨタ プリウス」が首位をキープした。プリウスは2位のタントと大きく差を開き、ぶっちぎりの首位だ。
プリウスは前年の数字が極めて高かったため、圧倒的な首位でありながらも前年比としては14.2%のマイナスとなっている。一部では、流石のプリウスの勢いもやや陰りが出始めたのでは、とも言われている。
しかし、通常の新車効果は長くても1年、ヘタをすると半年とか3ヶ月程度で終わってしまう車種もあるのだから、デビューから1年半も経過しているにも関わらず首位を独走しているプリウスは本当に凄い。
こんな、とてつもなく売れる車種は今後、二度と出てこないのではと思える。
9月の2位は、軽自動車で首位の「ダイハツ タント」だ。2位争いは主にタントと、「ホンダ フィット」「スズキ ワゴンR」の3車種間での奪い合いが展開されている。
最近はタントがワゴンRを上回ることが多く、9月はフィットがマイナーチェンジ直前ということもあってワゴンRにも抜かれて4位に落ち、タントが2位、ワゴンRが3位となった。
10月以降のランキングについては、先頃発売されたフィットがハイブリッド車を追加したこともあり、売れ行きをかなり伸ばしてきそうな状況だ。
3位のワゴンRも安定した売れ行きを続けている。最近はエグゼを追加したタントに負けることが多くなったが、エコカー補助金が9月上旬の予算切れによって終了したので、今後はこの2車種に限らず軽自動車の安定度が高まっていくと予測される。
実際に9月のランキングベスト10を見ても、「ダイハツ ムーヴ」「ダイハツ ミラ」「スズキ アルト」を含め、実にベスト10の半分である5台が軽自動車だ。
ほかにベスト10圏内の車種で注目されるのが「ホンダ フリード」。
フリードはスパイクが追加されたこともあって、6月の13位から7月は8位、8月・9月は6位にまで順位を上げてきている。特に9月は軽自動車を除けばプリウスやフィットに次ぐ、3位の座を確保した。
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